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2020年06月09日14:11

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6月1日 「ライムライト」見る

この日は、大好きな天才チャップリンが1952年に、アメリカで最後に作った映画を見ました。
これほどの名作なのに、当時のアカデミー賞に全く何もノミネートされなかったのには理由がありまして。
何と、全米公開前にチャップリンはアメリカを赤狩りで追放されてしまったのです。
この映画には、全く共産主義を礼賛する部分などは無いのですが、前作の「殺人狂時代」の戦争批判、「独裁者」のナチス批判、「モダンタイムズ」の文明批判というか資本化への批判などが、共産主義的とされた結果だそうですが。
今となっては無茶苦茶な時代です。
この映画の素晴らしいのがチャップリンのパントマイムや道化の芸で、しかもバスター・キートンと夢の共演をしてます。
あと音楽もチャップリンが自ら作っているのですが、映画史上に残る名曲となってます。
実は下手な部分がありまして、照明が全然ダメです。
光源が一つしかないような場所でも、思いっきり影が2つ出たりするのですが。
他にも背景にスクリーンプロセスを用いてますが、手前の人物の影が背景のスクリーンに映っているんですよね。
撮影部・照明部は、技術的には何故か、下手だと思いました。
ちなみに、この映画を内容で、衝撃的な社会の事実ですが。
当時のイギリスにおいては、自殺は犯罪として罰せられたそうです。
1963年までのイギリスは自殺は犯罪だったのですが。近代国家で、自殺を犯罪として罰するのは珍しいなあ、と思いました。
52年のアメリカでの公開の時は、劇場側が恐れて、まともには公開されなかったそうですが。日本やヨーロッパでは大ヒットしたそうです。
後に72年に全米で大々的に再上映されて、何とアカデミー作曲賞を、リバイバルで貰ったというぐらいの偉大な映画。
時代に翻弄された名作中の名作です。
まだ見てない人は是非、見てほしい名作だと思いました。
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