mixiユーザー(id:249949)

2019年11月22日17:34

61 view

11月19日 「ターミネーター:ニュー・フェイト」観る

この日は、忙しくなる前に映画でも観ようと思いまして、新宿に行ってきました。
時間が合うのがあまり無かったので、とりあえずハリウッドのアクション映画にしました。
傑作SF映画「ターミネーター2」の直結の続編とのことで、随分と話題になっていた映画ですが。公開されたら、評判は芳しくなかったので、興味が湧いて観てきました。
なるほど、今までのターミネーターシリーズの中では、普通でした。
2が傑作で、3は女のターミネーターと戦って、4はシュワちゃんが知事になったのでクリスチャン・ベアールが主演した未来物で。5は新旧のターミネーターが戦ってました。
この「6」の芳しく無いのは、冒頭でジョン・コナーが殺されてしまう点です。
今までの展開を変えすぎだと思いました。
しかも強化人間みたい女性が新たに出てくるのですが、最新のターミネーターと互角かそれ以上に強いのです。
強化人間が活躍し過ぎるので、シュワちゃんはあまり活躍しなくなりました。
あと物語の設定も無理があって、T-800がジョン・コナー殺害の使命を果たした後、人間生活を送っているうちに良心が芽生えた設定になってましたが。
可笑しいと思います。
スカイネットは人類と戦っているロボットのAIであって、その兵隊であるT-800も人類と戦ってます。使命を果たしても、人類と戦うはずで、ひっそりと生活するのは理解できません。
あとロボットに勝手に良心が芽生えるなら、親玉のスカイネットも良心を持つはずです。
キャスティングでシュワルツェネッガーを後半に出したい為に、無理やりな展開にしてきたなあと思いました。
たぶんターミネーターファンが期待したのは、ジョン・コナーの20年後の成長した姿やT-800の活躍であって、強化人間が登場するとターミネーターのファンは戸惑うだろうし、散漫になった気がしました。
あとアクションシーンもCGで合成になり、短いカットの積み重ねと大音量の音楽でたっぷりアクションを楽しませますが。
リアリティーはありません。
飛行機の中で爆発させて扉を空けたりしますが。密閉した空間で爆弾を使ったら人間なんて圧死してしまいます。
というか、防弾だと思われる飛行機の中で銃を使う時点で危ないです。
車が地上に激突しても怪我をしなければ、サラ・コナーなんて御婆さんなのに敵に吹っ飛ばされても、骨とか折れないのかな、と心配になります。
アクションは派手になれば商業的かもしれませんが。リアリティーを失うと、映画としての質も失われる気がしました。
面白くないとは思わないですが、期待すると失望します。
今の所、赤字予想だそうです。
期待しないで見るのを御勧めいたします。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年11月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930