11月13日　「ｲﾝｾﾌﾟｼｮﾝ」見る

この日は、ｱﾒﾘｶの傑作SF映画を見ました。
というのもﾈｯﾄ動画で、Amazonﾌﾟﾗｲﾑで、無料で見れると分かったので、ｸﾘｯｸしたのですが。
こんな傑作まで、無料で見れるの知って、震えました。
で止めたり、巻き戻したりと、何度も何度も見てしまったのですが。
何度も見ているうちに、不自然さや無理矢理な展開も気付きました。
何よりもその壮大な物語で、幻覚の中で町そのものが折れ曲がったり。
海岸での風景では、崖が落ちてたり。
無重力空間で戦ったり。
あと車を雨の中、走らせているのですが。車を走らせる距離を、雨を人工的に降らせるなんて、大変だなあと思います。
映像のｽｹｰﾙが凄いのですが。
音楽も印象的で素晴らしいですが。
夢の中に入って、更にその夢の中にも入る、という設定が凄いです。
しかしよくよく見て見ると、あれ？と思うのは。
最後に虚無の世界に落ちるのですが。
その虚無の世界だけは、誰の夢でもなく。しかもそれでいて、繋がっているのです。
さすがにその設定は無理矢理な気がしました。
渡辺謙が虚無の世界に落ちたなら、現在の渡辺謙の脳みそに入るべきであって、異次元の虚無の世界が繋がっているとするのは、ﾌｧﾝﾀｼﾞｰが過ぎると思いました。
というか、現実の時間は一瞬でも夢の中での時間は長い、とする設定は。ﾘｱﾘﾃｨｰでは逆に夢の方で過ごす時間が短くて、起きたら、そんなに寝ていたのかと思うはず。
あと何で渡辺謙がそんなに老けているのか、時間設定も変な気がしました。
あと日本人の視点からは、ﾊﾘｳｯﾄﾞ映画に出てくる奇怪な日本の和式風な建物が、ﾘｱﾘﾃｨｰ不足な気がしました。
しかし一度、見ただけではなかなか話が複雑なので理解できない映画です。
ずっと戦ってますが、普通のﾊﾘｳｯﾄﾞ映画とは違って、深い映画です。
是非、多くの人に見ていただきたい傑作だと思いました。