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2019年10月18日23:03

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10月18日 「駅馬車」見る

本日は、久しぶりに名作でも見ようと。
名作中の名作で、西部劇の神様と言われたジョン・フォード監督が39年に撮った最高傑作を録画していたので、見ました。
模範的な西部劇ですが、現代の視点では、インディアンが突然、襲う設定に白人側の目線のみで作られた、白人至上主義的な視点になってしまい、評価は下がってしまいましたが。
改めて見ていて、映像製作の裏側を知ると、大変な作品だと気付きます。
何よりも、駅馬車やインディアンが追いかける所では、カメラがブレてないのですが。
荒野で車にカメラを積んで、フィルムを回しても、悪路でブレるはずなので。恐らく、舗装された道路をカメラ車が走ったか、カメラ車が走る道だけを舗装して、撮ったのだと思われます。
砂煙が上がるのも、走る所に砂を巻いて、迫力を出していると思われました。
あと、アメリカの西部は無法の世界と思われても、実は細かいルールがあるんだなあ、と思いました。
例えば最後の決闘は、拳銃かライフルで戦うべきで、ショットガンで対戦したら、殺人罪になるそうです。ショットガンは弾が発射したら破裂するからで、紳士的で無いからなんでしょうかね。筋は通ってます。
あと映画として深いのが、最後に、脱獄囚と娼婦を逃して、「これで文明に汚されずに済む」という辺りが文明批判を含んでいるんですね。
久しぶりに見て、忘れている部分も細くできました。
絶対的な名作です。
映画の名作、というのを知りたい人にはお勧めではなく必見の作品だと思いました。
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