ボローニャ紀行

もう亡くなってしまっている井上ひさしさんの本を読んでいる。


ボローニヤと聞けば　ソーセージしか思い至らない私。
勿論イタリアの有名な都市　塔が沢山立っている町と
ぐらい知っているけれど・・・


井上ひさしさんの本も面白いから好きなのだ。
語り口が好きなのかな。

この都市にあこがれを抱いていた
ひさしさんの着目している話の中で　とても驚いたのが
パッケージバレーと呼ばれているというところ。
物を包む会社が一つできるとその企業から　そのノウハウを頂いてもいい

しかし別の包む機械を作るということだそうだ。　　初めの会社がチョコレートを包む
会社を作りそこから発展した新しい会社は　別なものを包む　機械を
作るとなりティーパックを包む会社　薬品を包む会社　となる。
へぇぇーー　毎日のようにお目にかかるティバックがここの会社???
ボローニャの精密機器なのか。

日本では伊藤園が頼んだらしいが　今までの紅茶のようにホチキッスを
使ったら日本人は金気を感じるから別の方法と言われ試行錯誤で糸を
使うようになったそうで　そうなると今までの紅茶の方も　そちらがいいとなり
会社は　とても喜んだそうだ。

博物館や美術館　映画館と文化に携わるものが多く　特に博物館などは
展示物を二か月と同じにしないとか　此処の村も参考にするべきだよね。
何年も同じものがかかっていて埃をかぶったタヌキのはく製なんてがっかりだ。

ほかにもへぇぇーーがいくつもあって　矢張りいろんな本を読まないと
知識は増えないね。

今日も穏やかで　静かな一日だ。　夫さんは一日中ベランダで
大工仕事に精を出している。　退屈をするということがないね。