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2020年07月04日23:18

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YZF1000R 雷帝 + Dunlop Qualifier II

 D214(ロドスポ)使ってみて車体とタイヤの[年代差]から来る齟齬を感じ取ったので、今回はロドスポより基本設計の古いDunlop Qualifier II をチョイス。と言っても雷帝の方が更に古いよねぇ(笑)。でもまさか今更D208シリーズとか在るワケでは無いので、現行で入手可能なコイツを履いてみた。 実際に走らせてみるとD214より明らかに相性が好い。何と言うか、タイヤのキャンバースラストが車両と上手く馴染んでるって感じ。D214も悪くは無かったけど、直接比較すると完全にQualifier II に軍配が上がる。



 街乗り〜ツーリング〜峠遊びまで乗り易さは変わらない。ジムカーナの真似事も出来る。D214より相性が好いエピソードで、残燃料量でのハンドリングへの影響の大きさが挙げられる。
 D214だとフルタンク〜三分の二くらいまではちょっと具合がヨロシク無く、そこから減って行くほどに急速にハンドリングが良くなっていったんだけど、Qualifier II 装着では五分の四くらいで其れほど違和感無く走れるようになり、その後は緩やかに軽快になっていった。変化の度合いが少ないって事は、それだけ車両との相性が良いって事だよね。



 さて、走っていてD214比で気が付いた事を少々。

 ケーシングはQualifier II の方が硬い。手組み中にも感じたし、タイヤの空気圧を冷間で前 2.4kg/cm2 後 2.5kg/cm2と、D214使用時とほぼ変わらない圧で走ったのでその差は明らか。D214だとまぁまぁ丁度良かったけれど、Qualifier II だと突き上げ感がある。どうしても圧を下げたいってほどではないけれど。
 そうなると当然旋回中の踏ん張り感もQualifier IIの方がある。雷帝+乗り手がそこそこ重い(笑)ので、乗り手の好みも含めてQualifier II の方が好ましい。

 グリップ力はD214が上。強制動時のグリップに差を感じる。エッジ・グリップも差があるような雰囲気だったけど、深いリーン中でも前後タイヤに真っ直ぐ加重が出来るのでタイヤのグリップを引き出し易く、こと雷帝に関して言えば差を意識する事は無い。低い気温ではハッキリ差が出そうだけれどね。

 ライフの話はまだ一回走っただけなのでハッキリとは言えないが、同じような走行をしたD214と比べて摩耗が少ないと思う。車体とタイヤが同じ方向を向いて旋回するので、タイヤへのダメージが小さいのだと思われる。欲を言えば3500kmくらい保ってくれれば御の字だ。



 雷帝装着タイヤで初めて[確定枠]に入るタイヤにやっと巡り逢えた。暫くはコイツで楽しめそうだ。
 私の様に今や旧車と言われちゃうような車両でスポーツしていて、足がどうにも決まらないとお嘆きのあなた。Qualifier II は、そんな単車の為に在るタイヤかもしれないですよ?。
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