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2020年06月06日16:08

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VTR1000F 炎嵐 + Michelin Power RS 180/60-17

 PowerSuperSportが終わったので・・・まぁ去年の暮れに終わっていたんだが、ストックしていたPower RSに履き替えた。しかも今回はリヤタイヤのサイズを拡大して180/60-17。最初は、雷帝にMichelinのPower系を履かせると車高調リンクでリヤ上げにしていたので、タイヤで車高が上がっても合わせ易いかと思い入手していたんだけど、雷帝はDunlopで行く事にしたのでMichelin続行中の炎嵐にスライド。
 60扁平はDucatiで採用しているサイズだったので、二気筒車と相性が良いのかとの期待と、駆動タイヤの大径化で燃費が上がるんじゃないかとの思惑も有り履いてみた。どのみち消費しなきゃいけないしな(笑)。



 実際に履いてみるとメッチャ太い!。実質190に匹敵するボリューム。リヤの車高が上がった事に因る再調整は割と簡単にできたので一安心。
 気になるハンドリングは、取り敢えず普通に走っている分には好い感じ。PSSよりも乗り易くなった。これまで履いてきたPower系では一番ナチュラル。60扁平の所為かRSの性格かは判断に難しいが、多分PSSより乗り易いように進化しているんだろう。
 タイヤのダンピング性能も評判通り向上していて、段差等での突き上げを吸収して体への負担を軽減してくれている。いつもの道がいつもより滑らかに感じた。

 さて気になるスポーツ・ランではと言うと、かなり良いんだけど公道向きではないなぁと思った。ハンドリングはまぁまぁ良いのだけど、旋回中に常にアクセルを開けるように要請されている感じがする。フルバンクから大きく開けていく状況で凄く良いし、そうした方が強力に曲がっていくんだけど、コレ普段からやっていたら何か有った時に対処できない。
 車体剛性との兼ね合いも良くない。リヤ・タイヤが大きくなった事で前足に掛かる負担が大きくなり、強ブレーキ→ターン・インの場面で少しオーバーステアが発生してしまい、前足回りの強度が欲しくなった。
 また、PSSで55扁平の時でもタイヤ・ボリュームが車体サイズを越えていると思っていたのが60扁平では尚更そう感じる。実際、高加重旋回中に段差に乗ると、PSSの時より大きく弾かれ車体がヨレる。所謂タイヤに負けている状態。やはりSS車級の剛性や足回りじゃないと押さえるのが難しい。
 ライト・スポーツくらいまでなら安定感を伴いながら楽しく走れるんだけど、タイヤからの「まだまだイケるよー」の感触にしたがってペースを上げると車体側が先にマイり始める。

 炎嵐でも足回りを社外パーツ込みで強化してやって、サーキットに持ち込んだら面白いと思う。十勝サーキットに持ち込んだら凄く楽しく走れそう。特に5コーナーとか。
 二気筒車との相性ウンヌンの部分もイイ線行っていると思う。色んな場面でギクシャクし辛くなったし、アクセルを大きく開ける二次旋回では二気筒車の回頭性と相まってグリグリ曲がっていく。旋回中のアクセル・パーシャル時の挙動も特に問題は無かった。

 とまぁどんなに長所を並べても、我が炎嵐号の【使用環境】との【相性】が宜しく無いのでMichelinでの60扁平は無くなった。それによりハイパワーじゃないと使いきれん(苦笑)。因みに期待していた燃費だけど、特に伸びる事は無かった。がっかり(笑)。



 と言う訳で、我が炎嵐号でMichelin使用時は純正サイズが良いと結論が出た。まぁそもそも60扁平を履かせる予定では無かったんだけどね(苦笑)。
 早速Power RSの純正サイズを発注しておいたんだけど、ウチの在庫にα-13spの前後セットが有るんだよね〜。知ってる人は知っている。13spの180には60扁平しか無い事を(爆)。
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