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2019年09月15日22:53

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VTR1000F 炎嵐号 燃費改善計画

 洞爺湖までのツーリングで15.58km/Lと酷い燃費を叩き出した我が炎嵐号。コイツの燃費が良くない事は、全国に生息しているVTR1000Fの燃費記録を調べると分かるんだけど、流石に普通のツーリングの燃費としては見過ごす事の出来ないレベル。これは何か悪さをしているに違いないと考え、原因究明と対処を施す事にした。

 前回の日記で冷却水ホースをウンヌンと書いたのは一旦棄却。色々考えている内に見当外れな事を言っていると気が付いたから(恥)。使用状況とその時の燃費。気温での変化。E/Gの力の出方。昔乗った時のフィーリングを思い出しながら一から原因を考える。で、基本に立ち返ってみると燃調の不具合が怪しいと思えるようになったのでその辺りから攻めてみる事にした。

 確認の意味も込めてバラしていくと、セミ・フルパワー化の時にも気になった箇所に目が向く。ボックスの容積は十分に有るように見えるけど、エア・フィルターとその上部の蓋との間隙の奥の方がかなり狭いのだ。これはスパーダ号でも似たような状況だったのを、奥側のキャブの吸気抵抗低減の為に上蓋の一部に穴を開ける事で不具合を解消した事が有る。おそらく燃調が濃い状態となっていると思われる炎嵐号にもこの手法が有効ではないかとアタリを付けて同手法を施してみた。

 で、実際に走ってみたら、かなりの手応えを感じる事が出来た。まずアイドリングが処置前より安定している。通常走行時のフィーリングが軽くなり、E/Gの回転が滑らかに感じる。中回転域でアクセルを捻ると以前より軽快・パワフルに加速する。この時点で処置前の状態が濃かったんだと確信した。

 その後いつもの御山まで走り、新たに知り合いになったSC57さんといつもはやらない往復を一発。この時点で洞爺ツーの時より燃費に厳しい走りをした事になる。しかし軽快&パワフルに回るE/Gってぇのは兎に角気持ち好い。E/Gの回り方一つで車体の動きが斯くも変わるのだと久し振りに思い出させてもらった。

 帰宅途中でガス・チャージ。気になる燃費は16.5km/Lだった。ツーリング時より1km近く伸びている。嬉しいぴかぴか(新しい)。おそらく普通のツーリングなら軽く17km/Lを越えてくるだろう。



 考察・確認・対処が今回は上手くいったようだ。しかしながら通常走行時のE/G回転数域でのフィーリングが、昔の記憶からするとまだ若干トルクフルに感じられる。重くは感じないけどもうちょっとだけ軽く回っていたと思うのだ。と言うワケでもうちょっと燃料を絞る為にニードル・ジェットの位置を少し下げてみた。ご近所を流してみると昔の記憶に有るフィーリングに近い感じ。これで更なる燃費向上を狙う。目指せツーリング燃費19km/L!。

 目標が低いって?。良いんです。セミ・フルパワー化。20年以上前の車両。五万km以上の走行距離の草臥れている車両なんだから、ここりら辺りが落し所でしょう?(笑)。
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