こういうものが出版されるとガンダムを軽んじられているような気がします

「立てよ、国民！」の演説で、なぜジオン国民は奮い立ったか？　演説分析家が解き明かす『機動戦士ガンダム』の演説テクニック
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=140&from=diary&id=6026105

軽んじられているのが「ガンダム」なのか「ガンダムファン」なのか、棲み分けが分かりませんが「ムカムカが止まりません」ね。

過去にも「ガンダムに学ぶ○○」みたいな出版物がありましたが、手に取ってみたら中身はスッカスカ。
ブライト（さん）がアムロを叱り飛ばしたのは「高い目標を与えて部下を育てるテクニック」だとか、噴き出してしまいました。

テレビシリーズを見ていればそんな「部下を育てる上司」みたいなマインドセットでブライトが立ち居振る舞っていたとは思えない。
「マンガで学ぶ○○講座」未満ですよ。

いろいろ書き出すときりが無いですが「ガンダムに学ぶ」と書けば（新旧の）ガンダムフリークや「真っ正面から勉強したくないひと」が手にしやすいんじゃないかとでも思っているのでしょうかね。

まず物語をじっくり楽しんで欲しい。

それでもなお、そこから断片を切り取って訳知り顔の蘊蓄を発信されても心には響かない。
「コスプレをしたビジネス書/実用書」に落とす視線も捲る指もない。

【蛇足】
私は会社のセレモニーの際のマイクテストで「あーあーただいまマイクのテスト中」というのが退屈だったので「ギレンの演説」を再現したことがあります。
担当重役から大目玉でしたけれども、ね？おおたさん？シャレのわからんおっさんでしたね。