mixiユーザー(id:24934926)

2018年05月24日21:08

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「泣き言を云っている暇があったら、一緒に掘れ」

好きなアニメの名ゼリフは? ルルーシュやオルガ…男の覚悟が滲むセリフが上位に!
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=50&from=diary&id=5124736

回答数が206ですか?
恒常的に「アニメ!アニメ!」のアンケート調査にアンテナを張り巡らし、律儀に回答するユーザーが希薄なことは分かりました。

銀魂の坂田某というのが昨今台頭してきていることも感じていますが 私の心には響きません。

さて

「好きなアニメ」の名台詞
なのか
「好きな」アニメの名台詞
なのか

よく分かりませんが

私が好きなのは
「泣き言を言っている暇があったら、一緒に掘れ」
です。

発言者はキリコ・キュービィ(登場作品「装甲騎兵ボトムズ」および、派生諸作品)。

自身が軍の陰謀に巻き込まれたことを悟ったキリコは「オレの人生を狂わせた…アレ(本人談)」を求めて、ウドの町を牛耳る治安警察と敵対することになります。

何故追われるのか?
自分を陥れた作戦はなんだったのか?

一介の兵士に過ぎない(当時の設定準拠)自分がなぜ?

ウドで知り合った闇商人のブールーズ・ゴウト、元パイロットのバニラ・バートラー、浮浪児のココナとともに、散発的な危機を脱しますがいよいよ治安警察の本格的な襲撃を受けることになりました。

アジトを火炎放射器で焼かれてしまうキリコと三人組。
退路を見出せず、泣き出すココナ、消沈するゴウト、狼狽するバニラ…

「俺たちはここで蒸し焼きにされちまうんだ!」

絶叫するバニラをキリコの拳骨が殴り倒します。

「泣き言を言っている暇があったら、一緒に掘れ!」

キリコの指差す方向には不自然な空気の流れ…結果、それが退路への入り口、ということでキリコと“お尋ね者三人組”は危機を脱します。

キリコの台詞というと「たとえ神にだって、俺は従わない」が取り上げられがちですね。
私は「野望のルーツ」という作品は、独立したアニメ作品としては秀逸だと思っていますがキリコに「異能生存体(異能者ではない)」という付加価値というか「余計なお世話」をしてしまったが故にキリコを「応援しがいのないキャラクターにおとしめてしまった」作品とも見ています。
そうはいっても「こんな気持ち」になったのは、ここ数年ですけれどもね。

遺伝的に生存を保証された兵士という後付け設定がない頃の
「ごくありふれた兵士の一人」だったキリコがひとりで抗するには「無理だろ?」と思えるような組織・陰謀に立ち向かう。そこにATというおまけがついたからこそキリコは格好良かったのだと思っています。

ついでですが
「第二次スーパーロボット大戦Z」
で 暫定ボスキャラだったアイム・ライアードに放った言葉こそ「不器用でくそ真面目、生存を保証されていない兵士」キリコの真骨頂だったと思っています。

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