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2017年06月18日23:25

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「野原ひろし」というのは「テレビまんが」の登場人物ですね

アニメキャラで理想の父親は?3位藤原滋、2位波風ミナト、1位は…【父の日企画】
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=50&from=diary&id=4626499

野原ひろしは昨今男性版峰不二子と化してきたようですね。
アニメ作品群に適切な人材がいないのか、回答者の脳みそが薄っぺらなのかわかりませんが、ニュース記事本文を見ても「紹介」にすらなっていない。

私なら「太陽の牙ダグラム」の主人公、クリン・カシムの父親にして地球連邦評議会議長、ドナン・カシムを推挙しますがね。

家庭を顧みる「お父さん」の側面は希薄だったような気がしますが、この種のアニメにありがちな
「来たるべき危機に備えて父親がひそかに無敵のロボットを作り上げ、息子に託す(あのガンダムですらこのプロットに近似でしたね)」
という設定ではなく、父親と対立するデビット・サマリン博士(と、彼の協力者)が作り上げたコンバット・アーマー“ダグラム”を駆る息子に父親の政治的野心が阻止されそうになるお話(ちょっぴり曲解)。

物語の中で、ダグラムのパイロットである息子のクリン・カシムと会話をする機会が幾度かありましたが、決して息子に歩み寄ろうとはしなかった。

地球人類という“こどもたち”のために、ベストととれる施策を模索し、少数の犠牲はやむを得ないというポリシーを曲げない。最後の最後まで息子にとって壁として振舞った巨人。多くを学ぶべき所があると思いつつ、私個人は酔生夢死の30数年間を過ごしてきました。

フォト

以下、ドナン・カシムの名言を紹介します。
「政治というものは最大多数の繁栄を実現するために行うものだとワシは信じておる」
「やむを得んと言ったのはいつの時代にも一つの政治に対する不満分子は必ず存在する。時の政府と抗争を繰り返してきたという歴史だ。」
「多数の者達の為には少数の犠牲はやむを得ん。」

社会人として短からぬ時間を過ごしてきた私にとってはとても重たく「耳の痛い」名言。
今でも実務中に、散発的に浮かび上がるセリフです。
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