今年は梅雨が長引いているので、まだシーズン前だが、もう間もなくすると黄色い危険生物たちが湧いて出る。
そう、スズメバチである。
少し前にアメリカで、日本から上陸した "Killer bee" などと騒ぎになっていたが、確か元々英語では "Hornet" という単語があったような…。
米空軍の戦闘機にも、そんなのがあった気がする。
うちの庭は無駄に広く、かつ手入れが行き届かないため、時折スズメバチが営巣をしてしまう。
画像のものは、昨年妻が撤去した巣。
通常スズメバチは木の洞とか土中に営巣するものだが、これは珍しく大きな植木の枝が密集している空間に作られていたもの。
なのでよく見ると、巣から緑色の枝の一部が飛び出ていたりする。
ちなみに妻は巣があることなど知らずに除草作業をしていたのだが、何かが激しく後頭部を叩くので、振り向くと怒りまくったスズメバチの群れがアタックをかけていたのである。
スズメバチの攻撃パターンは、羽音で威嚇(巣から離れろ!)→体当たりアタック(早く巣から離れろ!)→刺す(死ね!)なのだが、草刈機のエンジン音で威嚇音に気付かなかったらしい。
一目散に逃げた妻は無事だったが、季節が終わって気温が下がり、スズメバチの活動が停止した頃を見計らって撃滅したのだ。
私はそれを画像に収めただけである…。
都会人は(ある意味)無責任に「自然が大事」というものの、こういう危険とも共存するということを実感してみると良いのではなかろうか(批判しているわけではない)。
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