『伊和神社』 播磨国
現在の宍粟市に鎮座する一の宮である。
近隣の地名に一宮町とあるのは名残だろう。
入口は国道29号に面し、境内の背面には揖保川が流れているので、コンパクトな御社かとも思えるが、その先の広大な原生林までが御神域であるので、総面積は5万5000平方メートルにもなる。
参拝しようと入口に立つと、国道の対面に道の駅があることもあり、何となく賑やかな雰囲気が漂う。
しかし国道から一歩入っただけで森の霊気が身体を包み、ひしひしと御神気を感じることができる。
拝殿に至る頃には、とても俗世間と同じ空間にあるとは思えないほどの静けさだ。
車があれば格別、私のように公共交通機関だけで参拝しようとすると、バスの乗り継ぎなどかなり大変。
計画立ててお参りをしたい。
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