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2020年07月26日21:56

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淡谷のり子さま・・・

ワシはよ〜
朝からこんな本を読んでいて
丸々一冊読み終えたんじゃよ〜

淡谷のり子さまの自叙伝じゃよ

この方は
歌手にならなかったら
文学の方に進んでいただろう
と書いておられるから

丸々自書の原稿なのだと思う
初章が極めて文学的である

その後の章は
読み易くなる・・・

著者は明治40年生まれだという・・・

青森県生まれ
裕福な呉服商だったけど
青森大火災などで家を失い
没落して
放蕩な父を見限って
母と姉妹の3人で東京に出てきて
暮らし始めたという・・・

この母は
長女ののり子を東洋音楽学校に入学させた。
それはその子の希望でもなく
母の直感だった様子だ

母は裁縫で身を立てていたので
かなりの貧乏生活だったらしいが
当時の洋画家の裸婦モデルをしながら
音楽学校の声楽科を首席で卒業して
音楽の道に身を投じたらしい・・・

さてそこから
生涯を歌にささげた一人の歌手の
人生が綴られてゆくのだが

(割愛するもんね〜)

読みたい人は自分で読みなさいよ・・

ワシよ〜
自称 本の虫なんじゃよ〜

小説などのフィクションはほとんど読まないんだけど
ノンフィクションやエッセイなどは大好きなのさ〜
なまの現実が好きなんじゃよ〜

じゃからよ〜
半生記とか・・ 自叙伝・・・なんか
ひとりの人間の人生が凝縮されているから
とくに読むことは大好きなのじゃよ・・・

ワシ等の世代は
淡谷のり子さんと接点を持つ
ギリギリ最後の世代なのかもしれん
ワシ等より若くなると
その人誰?
ということになるかもしれない・・

ワシは
宝物を手にする気持ちで
この本を借りてきたのじゃけれど

ワシと同世代でも
なんでそんな本を読むの・・?
と思っている人は多いかもしれない

多くの人は
昭和の歌謡史というものに興味はないじゃろうサ

ワシは大東亜戦争が始まる前の時代の
歌謡曲から関心が在ったのじゃよ・・・

(それが何故かは
また別の時に述べるかもしれない・・)

この方が昭和の大歌手であることは
間違いないことであろう・・

ひとりの歌手の人生をまるごと読むなんてことは
20代・30代のワシでは無理じゃった。
40代でも無理だと思う・・
それなりの苦労をしてきた
56歳になった今のワシだから
やっとこの本を手にすることが出来たのじゃと思うんじゃ

97年発行のこの本は
今までもここの図書館の書棚に並んでいたのかもしれないが
見つけることが出来なかったんじゃよ

本との出会いというのは
そういうものかもしれんのぉ〜

ふん
ワシはよ〜
東北生まれの人間が好きなんじゃよ

それと北海道生まれ
と 
江戸っ子。

中でも好きなのが
青森・秋田・山形の北部東北生まれの人じゃ
なぜそうかというのは
ワシの人生の経験から導き出したことなんじゃよ

淡谷のり子さまは青森県生まれ・・

この方の印象をワシが語るとするなら・・・

純粋・頑固・おしゃれ・わがまま・自分に正直
自由・奔放・・・

一流の歌手の条件をワシが挙げるとしたら
歌心を持っていること!!

歌心をもつということは
感情の容量が常人の何倍も豊かなことじゃよ

もしそうなら
いっぱい恋もするだろうし
多いに楽しみ 泪もするだろう・・・

この方は
料理も 裁縫などの 家事も 子もなく

子育てなどしたことなく

ただ歌に人生を捧げてきた・・ 

歌って 生きてきた 女性ヴォーカリスト なのである

ワシは今日この本を読み終えた後

YouTubeで この方の歌に聴き入っていたサ〜

聴き惚れる 歌い手である・・・

(基礎がしっかりできた人はすごい・・・)

ほんの一部を
ここに添付してみるぞよ・・・

https://www.youtube.com/watch?v=d3wPTUQk3EE



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