mixiユーザー(id:24797664)

2019年10月20日20:16

134 view

伊勢湾台風

今回の2度の台風で犠牲になった方々に心からお悔やみ申し上げるとともに被災された方々にお見舞い申し上げます。


今年は伊勢湾台風から60年目にあたるそうだ。
1959年、9月26日に潮岬に上陸した台風16号は。紀伊半島から東海地方に甚大な被害を及ぼした。伊勢湾沿岸の被害が特に大きかったため、『伊勢湾台風』と呼ばれている。犠牲者は5,098人(死者4,697人、行方不明者401人)にのぼったそうだ。

母が若い頃、伊勢湾台風の被害に遭っている。
当時、母が住んでいた名古屋の家の2階。窓ガラスを強風が叩きつけ、ガタガタと大きく動く。母は懸命に窓を押さえていたが、あまりにも風が強く、いつまでも押さえておけないと思い、窓から手を離した。次の瞬間、風で窓ガラスが割れて、後ろの壁に突き刺さったそうである。手を離してすぐに窓の近くから離れたのが幸いしたが、母は一歩間違えれば大けがを負っていたところである。

その後も母は台風を恐れる。台風が近づくと窓の雨戸を全部閉める。
以前、出窓のために雨戸がない窓を心配して、マットレスを立てかけると言い出した。
「今時の窓ガラスは簡単に割れないから」と言って、さすがにマットレスを窓に立てかけることはしなかったが、母にとって伊勢湾台風の記憶はあまりにも怖かったのだと思う。

6 16

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する