mixiユーザー(id:2475630)

2019年11月20日22:05

185 view

小説「Iの悲劇」

米澤穂信の最新作。珍しくハードカバーで購入して読了です。


https://www.amazon.co.jp/I%E3%81%AE%E6%82%B2%E5%8A%87-%E7%B1%B3%E6%BE%A4-%E7%A9%82%E4%BF%A1/dp/4163910964/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=I%E3%81%AE%E6%82%B2%E5%8A%87&linkCode=qs&qid=1573982871&sourceid=Mozilla-search&sr=8-1


南はかま市の山あいにある小さな集落:簑石
六年前に住民がいなくなり、一度滅びたこの場所に人を呼び戻すため、Iターン
支援プロジェクトが実施されることになった・・・
業務にあたるのは簑石地区を擁する、南はかま市「甦り課」の三人。
人当たりがよく、さばけた新人:観山遊香(かんざん・ゆか)
出世が望み。公務員らしい公務員:万願寺邦和(まんがんじ・くにかず)
とにかく定時に退社。やる気の薄い課長:西野秀嗣(にしの・ひでつぐ)。
彼らが向き合うことになったのは、一癖ある「移住者」たちと、彼らの間で次々
と発生する「謎」だった・・・
徐々に明らかになる限界集落の現実、そして静かに待ち受ける衝撃とは?

地方都市の一度は廃村状態になった集落に、Iターンで住民を誘致して集落を復活
させる「甦り課」に勤務する公務員の視点から、移り住んできた人々との交流や
トラブルを通して、Iターンプロジェクトの顛末を連作短編の形で描いています。
所謂“日常の謎”ミステリ、米澤穂信の得意分野ですが・・・
これは秀逸!特に全てが明らかになる終章までの展開が実に見事です。
あまりミステリ読まない方にも是非!!
今回は文句なしの★★★★★でした!


すっとバタバタと仕事しておりまして・・・なかなか落ち着きません(>_<)
本日は以上。

















今日は長岡から社有車で直帰しました。明日は早出直行で・・・
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年11月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

最近の日記

もっと見る