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2020年04月06日06:50

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快進撃】単発の物語に、魂を込めて書く。

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愛ミクの皆様、健康ですか?

自粛の嵐ですが、時を待つしかありませんかね。

こんな時こそ日記ですよね。

自分一人でコツコツひたすら書く、日記。

今回も、魂を燃やして、うんうんうなりながら書き上げようと思います。

では、はじまり、はじまり。

昔昔、ある所に、おじいさんとおばあさんが仲良く暮らしていました。

おじいさんは、山へ芝刈りに行きました。

おばあさんは、川で洗濯をしていました。

おばあさんが川で洗濯をしていると、川上の方から、大きな大きな桃が流れてくるではありませんか。

ば「おやおやこれは大きな桃じゃのう。

記念に拾っていこうかのう。」

おばあさんは、その大きな桃を拾い、家に持ち帰りました。

この桃は、食べるにはもったいない。

せっかくだから玄関にオシャレ感覚で置きたいと、おばあさんは、たくらみました。

芝刈りからおじいさんが帰ってくるまでに、

玄関を片付けて、1番目立つ所に置こうと思いました。

そして、片付けが終わり、桃を飾ろうとしたその時です。

桃の中で何かが騒いでいるではありませんか。

おばあさんは、一瞬考えました。

ば「桃の中に何かがおるぞ。出してやった方がいいんかのう?」

川で拾った汚いフルーツなんて、何が起こるか分かりません。

おばあさんは、思い切って、

その桃を2つに割りました。しかも、手刀で。

?「オギャー、オギャー、オギャーexclamation

ば「こわっ。桃の中からクソガキが出て来おったわい。こわっ。」

おばあさんは、一瞬、現状を把握できませんでしたが、すぐさま男の子の赤ん坊が桃に入っていた事に気づきました。

ば「おいおい、なんで桃なんかに入って、

川を流れて来たんじゃ?
それとな、呼び名に困るからワシが考えたわい。今からお前は、

桃マニア太郎じゃ。

略して桃太郎。どうじゃ?ナウいじゃろ?」

桃「オギャーexclamation好きに呼んでくれexclamationオギャーexclamation

おばあさんは、困りました。

そもそも玄関にデカい桃を置く時点で困ってないといけないのに、

桃から赤子が生まれて来た事が頭から離れませんでした。しかも、少し会話が出来るようでした。

あと少しで、おじいさんが芝刈りから帰ってきます。

急がないと叱られます。

玄関を自分流に片付ける方が、おじいさんは怒るのに、おばあさんは、そこまで頭がまわりませんでした。

ば「おい、桃太郎。もう桃は割ってしもうたから、玄関に飾られんぞ。お前のせいじゃからな」

桃「オギャーexclamationもともとオイラは、川遊びをしてたんだ。無理矢理川から上がらされて、
オイラの方こそ、いい迷惑だexclamation

ば「なんじゃと?あの桃流れの遊びは、
誰かが止めてやらねば、全員地獄行きじゃからな。」

桃「そんな事ないやいexclamation桃ぐらい、自分の力で割れるんだいexclamation

ば「ぬぬ。人の洗濯を邪魔しまくっておいて、
その言い草。社会をなめるんじゃないよexclamation

そうこうしているうちに、おじいさんが芝刈りから帰ってきました。

じ「おい、ばぁさん。なんで全裸のクソガキとバトルしとるんじゃ?夕飯の支度が先じゃろ?」

桃マニア太郎は、負ける喧嘩はしないタイプの堅実派なので、全裸のまま部屋を出て、

2度と帰ってきませんでした。

残されたおばあさんは、部屋に大きな桃がある事、玄関を自分流に改装した事、桃の中に赤子が入っていた事を全て話しました。

おじいさんは、信じませんでした。

じ「そんなバカな話があるかいexclamation

桃の中に赤子が入るわけがなかろうに。」

ば「じいさん、信じてくれよ。本当なんだよ。
信じてくれたら、今夜はご馳走にしますよ。」

おじいさんは、ご馳走に弱い性格。

じ「そ、そうかい。じゃあ、信じる。
で、そのガキはどこに行ったんじゃ?」

桃マニア太郎は、新しい桃を探すため、
住み着いているボロアパートに帰宅していました。

ば「それが、いつの間にかいなくなったんじゃ。」

じ「そうなんか。せっかく説教をしようと思っておったのに。」

ば「。。じいさんよ?」

じ「なんじゃ?ばぁさんよ?」

ば「ワシが、桃マニア太郎を、探して連れて帰ろうかと思うとるんじゃ。」

じ「な、何を言っておるんじゃ?道中は甘くないぞ?」

?「そこのばぁさん。俺が一緒に桃マニア太郎を探してやろうか?」

ば「誰じゃ?」

い「俺の名は、犬。どんなに困難な道のりでも、自慢の嗅覚で、全てを暴くぜ。」

ば「な、なんと。全て聞いておったな?」

?「あぁ、僕たちもな。」

ば「誰じゃexclamation名を名乗れexclamation

き「私の名前はキジ。空を自由に飛び回れるのよ。私にしかできない事、ありまくりだわ。」

ば「たかが鳥一羽に、何が出来るんじゃ?」

さ「僕だっているよ。名は猿と申します。」

じ「お前らは桃太郎探しじゃなくて、鬼ヶ島に鬼退治しにいくんじゃろ?」

い「じいさんよ、その鬼退治ってやつのリーダー格が、桃マニア太郎なんだよ。

ヤツは、計り知れないポテンシャルを秘めてんだよ。鬼なんか瞬殺でしょう。」

ば「ぬぬ。本家・桃太郎とは話がずいぶんずれとるが、お前らを信じる。

だからまずは、鬼退治の前に桃マニア太郎の発見じゃ。早速行って参れ。」

犬、猿、キジの三匹は、犬の嗅覚だけを頼りに桃マニア太郎を探す旅に出ました。

元気いっぱいで旅に出た3匹でしたが、

思いのほか、犬の嗅覚がグダグダだった事が判明し、猿とキジは、犬をシカトすると言う、

レベルの低いいじめに、うって出ました。

それでもナビは、犬の役目。

3匹はファミリーレストランに入り浸り、

あぁでもない、こうでもないと、

終わる事のない議論を翌朝まで続けました。

そこで導き出された結論は、

なんとも原始的な結論でした。

キジが勘で、空を飛び回って、桃マニア太郎を探し出すという、議論のレベルが底辺な答えにたどり着きました。

と、同時に、

3匹の中で楽をしている奴がいると言う議題が発案されました。

そうです。

猿は何もやってないのてす。

犬は嗅覚で桃マニア太郎を探し、

キジは空を飛び回り、桃マニア太郎を探す事になった時、猿だけはハンモックで昼寝ばかりしていたのです。

3匹はの絆に、亀裂が走りました。

犬とキジが手を組み、猿を陥れる事になりました。
もう、桃太郎とか、ほとんど関係のない訳が分からない展開に発展しました。

猿の前では、3匹仲良しを演じ、

たまに猿がトイレのウォシュレットにハマってる間に、猿が飲んでいたジュースの中身を、

度がキツい、いも焼酎にすり替えたり、

猿が寝てる間に、猿の赤いお尻を青く塗り替えたり、

地味な仕返しばかりでしが、犬とキジは大満足でした。

そんな中、ここに来て猿が手柄をゲットします。

そうです。

桃マニア太郎を発見してまうのです。

1番人間に近い頭脳を持つ、猿。

人間との意識の噛み合わせは、3匹中ダントツのトップ。

猿は、怪しいと思った場所を、犬の嗅覚とはまた違った本能で探り当てる事が出来たのです。

さ「おーい、2匹とも。桃マニア太郎を見つけたぞ。」

2匹「なぬーーーーexclamation

その瞬間から、2人は猿に対して罪悪感を感じるようになり、3匹のリーダーに昇格させました。

そして、おじいさんとおばあさんの話を、
猿が桃マニア太郎に向かって熱弁しました。

猿の熱意に心を動かされた桃マニア太郎は、

鬼ヶ島での鬼退治を決意します。

だけど、一つだけ心配な事がありました。

それは、

桃マニア太郎が幼すぎて、全裸にオムツの姿で生活していた事でした。
もちろん食事は離乳食。

桃マニア太郎は、自分が離乳食しか食べられないのに、仲間にはきひだんごをあげる事に、

怒りを感じてしまいました。

しかし、新しく入る桃も見つからないし、

鬼ヶ島にはハーレムがあると言う、

明らかにウサンくさいデマを信じ込んでいた桃マニア太郎は、

怒りをこらえて、ついに鬼ヶ島にいる鬼を退治する旅を始めました。

が、

本来の桃太郎とは違うストーリーであり、

桃マニア太郎は、鬼ヶ島に行く動機が不純で、

ハーレム目当てでしたので、鬼退治を仕切るのは、おばあさんに決まりました。

おじいさんは芝刈りが多忙なフリをして、
鬼退治への参加は断りました。

桃マニア太郎は、新しく入る桃が見つからず、
鬼ヶ島に行けば、
ハーレムついでに新しい桃もゲット出来るハズと、よからぬ事を考えていました。

結局、鬼ヶ島に行くのは、

おばあさん、桃マニア太郎、猿、犬、キジの、

五名体制に決まりました。

おばあさんが気を利かせて、きびだんごを人数分用意しましたが、宇宙一美味しくないだんごだったので、
みんな、食べるふりをしてゴミ箱に捨てました。

鬼ヶ島までは、船で移動します。

ここでまた、幼い桃マニア太郎がワガママを言い出しました。

桃「僕はまだ年齢的に、鬼と戦うなんて出来ないよ。捨てたきびだんごを全部食べるから、勘弁してよ。オギャーexclamation

さ「桃マニア太郎、こんだけ仲間がいりゃあ勝つよ。みんなの必殺技とかは、知らないけどね。
それでさぁ、きひだんごを捨てた事をバラさないでよ。今後、おばあさんと目が合わせられないよ。」

おばあさんは大人なので、聞こえないふりをして大人の対応を決め込みました。

ば「さぁみんな、鬼退治に行くぞーexclamation

船をこぐのは、おばあさんと猿の役割でした。

哺乳類のテッペンである人間と、その少し下に属する賢い猿が、船をこぐには最適だったからです。

それでも発生する時給の額は、みんな同じ。

そこは全員、目をつぶりました。

おばあさんも猿も疲れ果てた頃、

鬼ヶ島に着きました。

ば「鬼ヶ島って言うとる割には、鬼が全く見当たらんなぁ。まぁいい。乗り込もう。」

本来ならここで、桃太郎が鬼を退治するのですが、桃マニア太郎に、その展開は期待出来ませんでした。

だって彼は、幼児だから。

オムツ一枚の弱い坊やだから。

おばあさんはこうなる事は予測済みでした。

だから、おばあさんが日本刀を持ち、

変なハチマキを巻き、動きにくい和服で、あえて乗り込みました。

しばらく鬼ヶ島をうろついてると、

大きなお城を見つけました。

ば「おいみんな、ここに鬼が集まっとるぞ。

乗り込んでこらしめねばじゃ。」

早速、玄関らしき扉を発見しましたが、

セコムが稼働しており、なかなかの防犯対策を見せつけられました。

き「ここは私、キジにお任せください。」

そう言うとキジは、空へ羽ばたき、防犯カメラから死角になる場所から、扉を壊しました。

防犯意識が高い割には、セキュリティが激甘でした。

ば「さぁ、親分クラスの鬼を、こらしめてやろう。」

一同は鬼の城に突入し、偉い鬼の部屋を目指しました。

ここまで来ているのに、鬼が1人も出てきません。

さ「こりゃあ、楽勝ですな。」

たまたまこの日、鬼ヶ島では、普段忙しい鬼のための祝日になっていました。

だからお城はガラガラ。

いきなり大ボスの部屋にたどり着きました。

最初、猿はハンモックに揺られて寝てるだけでしたが、船を漕いで役に立ちました。

おばあさんも、船を漕ぎ、鬼の城まで見つけました。キジはセコムを破壊し、犬は嗅覚で大まかな城のありかを示しました。

この時、唯一何もしていない役立たずが、

またもや生まれたのです。

そう、

桃マニア太郎です。

今となっては桃マニア太郎は、ただついてきたうるさい幼児です。やっぱり離乳食です。

世に出ている桃太郎のお話は、

修正に修正を加えたもので、こちらが真実のお話なのです。

桃マニア太郎は、内心焦っていました。

僕は何もやってないと。

おばあさんにお尻を叩かれると。

怖くなった桃マニア太郎は、

城の主である赤鬼に、ガチで土下座をしました。

まだ戦ってもないのに、土下座しました。

良いところが全くない桃マニア太郎は、

このごにおよんでも、グダグダでした。

鬼「なんじゃあ、このチビは?まだ何も始まっとらんのに。」

桃「僕の名前は桃マニア太郎。
赤鬼さん、どうか退治されたことにしてください。実家でおじいさんが楽しみに待ってるんです。
退治が出来たら、ニンテンドースイッチを買ってもらえるんです。

近所でニンテンドースイッチを持ってないのは、僕だけなんです。」

鬼「ふん。この赤鬼様にとんでもない要求を突きつけてきやがったな。まぁ、その話、乗らん訳でもないがな。
俺様にも得になるような何かを示してみろ。」

桃マニア太郎は、おばあさんが作ったゲキまずのきびだんごを全部、捨てずに取っておいたのです。

桃「赤鬼様、ここに、日本一美味しいきびだんごかあります。誰でもが食べられるものではないです。あげます。許してexclamationオギャーexclamation

鬼「うむ。そんなに美味しいきびだんごを、
なんでお前は持っている?」

ば「私が作ったんじゃよ。私は、きびだんご検定1級を持て余しとるんじゃ。
赤鬼とやら。食べるが良い。」

赤鬼はしばらく団子を見つめていましたが、
疑う事なく食べました。丸呑みです。

その瞬間、赤鬼が、青ざめました。

鬼「まずっ。宇宙一まずっ。逆に天才。
こんな団子は誰にも作れねぇや。。。

。。あぁ、天使が手招きする幻覚が見える。

ワシ、死ぬわこれ。これただのいじわるやん。」

強いはずの赤鬼は、実力を見せる間も無く、

おばあさんのきびだんごで、イチコロでした。

赤鬼は、その場で気絶してしまいました。

桃「やったーexclamation鬼退治ができたーexclamation

証拠に鬼のパンツを持ち帰ろう。オギャーexclamation

この時点で、全員が活躍したことになりました。鬼のお城にあった金銀財宝は、

5名で山分けしました。

その場にいる誰もが忘れていた事を思い出しました。

ば「この金銀財宝は、おじいさんに上げる必要はないわ。ヤツは何もやっとらん。ワシらで分けよう。」

パンツを脱がされ、桃マニア太郎よりも恥ずかしい姿で気絶する赤鬼。

証拠に、全裸の赤鬼をスマホで激写しました。

目標を達成した一同は、

すぐに船で帰宅しました。

嬉しそうにおじいさんが待っていましたが、
今回何も手伝ってないので、おじいさんは、金銀財宝を受け取ることができませんでした。

おじいさんは、どうしても金銀財宝が欲しかったのですが、全員がおじいさんを無視したため、金銀財宝は夢のまた夢となってしまいました。

この物語は、進んでないようで、進んでいます。

今回の物語で得た教訓。

自分の力を人に貸さなければ、
見返りは無いと言うこと。

人間、何かしらの分野で社会貢献ができる事。

金銀財宝をもらえなかったおじいさんは、

今度は自分が鬼退治に行こうと決心するのですが、それはまた、別のお話。

アドリブのみで書くと、やっぱり設定に無理がありますね。
思いつきだけでここまで書きましたから。

いつか書くであろう、桃太郎・おじいさん活躍編で、お会いしましょう。

結局、全体的にグダグダだっただけでした。

皆様の人生の参考になればと思い、書いてみました。

暖かい目でご覧ください。

ではでは、いきなり終わります。

皆様の幸を祈ります。

最幸の日々をぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

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