高橋尚子、『大阪国際女子マラソン』プレ解説
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いよいよ明日浪速路を舞台に大阪国際女子マラソン（G1）が行われる。
今回は8月札幌で行われる東京五輪女子マラソンの第3代表決定戦の意味合いで行われ、
規定タイムの2時間22分22秒を越えるタイムが出れば代表になる権利が与えられる
とあって今回も豪華メンバーが揃った。
第39回大阪国際女子マラソン（G1）主な出場選手
−招待選手19名−
1：ハフタムネッシュ・テスファイ （ETH)
2：メスケレム・アセファ（ETH)
3：ミミ・ベレテ（BRN)
4：ボルネス・ジェプキルイ（KEN）
5：福士加代子（ワコール）
6：松田 瑞生（ダイハツ）
7：シンタエフ・レウェテン（ETH）
8：小原 怜（天満屋）
9：ファツマ・サド（ETH）
10：リサ・ウェイトマン（AUS）
11：谷本 観月（天満屋）
12：竹地 志帆（ヤマダ電機）
13：田中 華絵（資生堂）
14：カタリナ・スタインラック（GEN）
15：石井 寿美（ヤマダ電機）
16：山口 遥（AC−KITA）
17：下門 美春（埼玉陸協）
18：阿部有香里（しまむら）
19：ムンフザヤ・バヤルツォグト（MGL）
−ネクストヒロイン−
31：大同 美空（みく・岩谷産業）
32：山本明日香（大阪芸大）
33：長山 夢芽（ゆめ・大阪芸大）
34：川戸 希望（京都産大）
35：信岡 桃英（京都産大）
36：橋本 晴圭（大阪学院大）
37：奧村 純夏（大阪芸大）
−そのほか主な選手−
44：水口 瞳 （ダイハツ）
45：沼田 未知（豊田自動織機）
46：宮内 宏子（ホクレン）
49：小田桐亜希（竹村製作所）
豪華メンバーとなった今回、注目の選手は3名。
まずは福士佳代子選手。昨年は13キロ手前で転倒。流血しながら走るも
35キロ付近で悔しい途中棄権。その1か月半後の名古屋ウィメンズで8位入賞で
MGC獲得も本戦では10名中7位と振るわなかった。今回は昨年の当地での
リベンジを果たして最後の代表に名乗りを上げたいところだろう。
ちなみに自己ベストで基準タイムをクリアーしている。
続いては松田瑞生選手。一昨年の覇者でその後のベルリンマラソンで
今回の基準タイムに1秒と迫る自己ベストをマークした。
MGCでは10名中4位と一歩及ばなかった分、今回にかける思いは人一倍
大きいであろう。一昨年の再現そして代表に名乗りを上げたいところだ。
最後は小原怜選手。MGCでは3位と一歩及ばず代表内定は相手待ちの状況。
今回、そして3月の名古屋ウィメンズで記録突破者が出なければ内定となるのだが、
待つよりかは自力で勝ち取る方を選択した。リオ五輪代表をかけた2016年の
名古屋ウィメンズで田中智美選手にわずか1秒及ばず涙をのんだリベンジを
浪速路で果たすか、注目と言えよう。
それぞれの東京五輪への思いを乗せて午後0時10分。乙女たちの熱い戦いが
幕を開ける・・・。
また同時刻に大阪城公園駅を少し過ぎたところからヤンマースタジアム長居を
目指す大阪ハーフマラソンがスタート。こちらには女子では清田真央選手、
吉田香織選手などが出走。男子では松村康平選手や優勝経験のある鍋谷紀之選手など
東京マラソンや2週間後に行われる全日本実業団ハーフマラソンを目指す
選手たちが一堂に会した。
そして3月の名古屋ウィメンズマラソンと同じ日に行われる
びわ湖毎日マラソンがあっと驚くことになっていた。それに関しては明日に・・・。
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