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2022年05月16日22:35

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ダグラムはプラモがよく売れて70話以上続いた

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太陽の牙ダグラムのプラモ売られていたが、それは主人公たちの「太陽の牙」のメンバーたちのプラモだった。
フェスタとジョルジュが一緒にいるのがなんか嬉しい。

太陽の牙ダグラムは視聴率は伸び悩んだ。
それなのに70話以上続いたのは、プラモがよく売れたのだ。
ダグラムで出てくるロボット、コンバットアーマーは、コクピットに当たる顔がガラス張りのヘリコプターのキャノピーのようで、当時のアニメファンには不評だったが、ミリタリーマニアの人々にはウケが良く、普段よく作っている戦車やジープ、戦闘ヘリとの相性がすごく良く、ミリタリープラモファンの間で人気があった。
そのためか、ゲリラ活動で戦う主人公たちのこう言うプラモも出ている。
仲間のひとりのチコというスキンヘッドの大男なんか、ジャベリンの様な武器で、敵のコンバットアーマーに、生身で戦い、主人公のクリンの乗るダグラムの危機を良く助ける頼れる仲間だったし、ロボットアニメでは珍しくロボット対人間の描写も多かった。
コンバットアーマー自体がヘリコプターをイメージしているためか、対人間には強いけど、決して無敵では無いという微妙なバランスが良かったし、水に落ちて動かなくなったり、転倒してミサイル弾薬庫が誘爆して爆発したりと、「ロボットアニメを知らなかった演出家」が、戦闘描写をしたので、この辺はリアリティがあった。
主人公ロボット、ダグラムは頑丈で、敵の攻撃を受け付けない無敵感があったが、それは主人公のクリンがロボットアニメでは珍しく、「優秀なパイロットじゃない」のがあって、結構苦戦する描写があり、ダグラムの性能のおかげと、チコのジャベリンのようなEガンで、助けてもらう描写が多かった。
それに、敵の司令官が有能揃いで、その戦略性の高さや、戦上手の為に不利になったり、ゲリラ活動だから、補給がうまくいかなかったり、ダグラムの修理もおぼつかない描写が多く、リアリティあふれる戦場描写が、ミリタリーファンの心を掴んだのもある。
しかし、太陽の牙のメンバーのプラモを見ていると、戦い以外にも道があった彼らが、なぜ戦ったのか?
主人公のクリンも、地球連邦政府を裏切り、デロイア政府の独立運動に参加しなくても良かったのに、なぜ彼らはデロイアの独立に戦いを挑んだのか?
今、見返すと、若かったあの頃には理解出来なかったものが見えてくるだろう。
特にリーダーのロッキーが、本当に良い奴だった。
兄貴分で、少尉や少佐では活躍できないが軍曹クラスでは人望を発揮出来るそんな若者だ。
女性キャラも、美少女や萌系もいない、頬のこけた顔で有名なヒロイン、デイジーが一番物語内で人間的成長を遂げているのがいいんだよな。
本当に悪い人間皆無で(ラコックとガルシア隊以外)、デロイアの独立を阻止する主人公の父親の苦悩もまた、リアリティがあって良いんだよね。

この太陽の牙のメンバーのプラモを見ていたら、またダグラムを見たくなってきた。
YouTubeも、無料公式配信の続き早くやって欲しいw
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