mixiユーザー(id:2463685)

2019年10月16日21:57

96 view

知恵が足りない典型例

台風犠牲者60代以上が7割(船員や年齢不詳除く)というまとめの見出しなのだが、内容は台風被害者77人のうち60歳以上が47人で自力での避難が難しい要支援者が多かったというもの。

加齢と要支援は相関関係があるだろうが、普遍的な因果関係はない。老いて壮健・若き障碍者など個人差はある。だが要支援者が台風で犠牲になるという因果関係は成立する。

つまりこの記事は、老いと被害を直接関連付けさせた粗い知性でしかなく、老人に必要以上の不安を与える誘導があるのだ。

https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5828640

正確に伝えるならば、次のふたつに分けて論じるべきだ。
「要支援者は台風被害の犠牲者のうち多くを占めた。災害時の要支援者への早めの対応が望まれる」
「老人に要支援者は多い。だが老いがそのまま要支援になるわけではないので、老いてなお健康であるよう努めることが望ましい」

この程度の分析や整理ができないなら、既に今の人工知能未満の応用力や分析力しかないので、もうこれからの時代は論客や情報発信者としては不適切な存在。無能故に誤解やFakeを生み出す迷惑な存在になるのだ。


11 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する