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2019年12月22日14:26

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アンダー・ザ・ウォーター

2017年 デンマーク・フィンランド・スウェーデン

近未来、海面が上昇し陸地の多くが水没、動物は死に絶え真水が貴重になった時代。人類も滅亡に向かっている。そこで政府はQEDAと呼ばれる特殊能力を持った人物の複製をタイムスリップ、過去に送り込む。狙うのは発表される前に研究者の亡くなった海水を真水に変える技術。複製とオリジナルの間では量子のもつれを利用した意志の伝達が可能だった。しかし、ある時から過去からの情報が届かなくなる。訝しんだオリジナルが過去へ渡ってみると...というお話。実に正統なSFなのに地味で見所がない。映像は薄暗く誰もハッピーにならない。

いや「追憶売ります」を映像化したら「トータル・リコール」になりました、が正しいのか。派手なアクション、見栄えのする映像、商業的な成功が正しいのか。そういうものでもないだろう。でも感情移入はできた方がいいよね。北欧の人はこういう映像に気持ちを入れたりするのだろうか。地理的要因がもたらす国民性の違いで片付けていいのか。北欧ではないが冬の長い英国のカズオ・イシグロのSFがかった原作の映画は十分にいい映画見た感があったのだが。
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