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2019年10月20日06:36

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ヒトラーの忘れもの

2015年 デンマーク・ドイツ

ドイツ降伏後のデンマーク。西岸には連合国の上陸を防ぐためにナチスドイツの対人地雷が大量に埋まっていた。戦争捕虜となったドイツ少年兵がそれを取り除くことになった、という史実をもとに語られる。邦題の"忘れもの"とは、海岸の地雷であり少年兵のことであった。

デンマークの鬼軍曹が命ずる。1時間に6つのペースで地雷を除去すれば、3ヶ月で帰れるぞと。少年兵は絶望し、ときどき失敗して吹き飛ばされる。最初は虐待していた鬼軍曹も、時間をかけて少年兵らと打ち解けていく。それでも時折、少年兵は吹き飛ばされる。生き残った少数は、他の地域の地雷除去へ回される前に軍曹が母国へ逃がす。

デンマークの人はこうして戦争と折り合いをつけたのだ。現在の両国国民が互いにどのような思いを抱えているかはわからない。赦す境地に至っていればいいと思う。
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