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2016年05月08日17:50

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三省堂類語新辞典

何年か前にクレジットカードのポイントを貯めてもらったもの。英語の類語辞典が便利だったので日本語のものでも使えるだろうと選んだ。当時はweb上に無償の類語辞典は公開されていなかった。手に入れて読んでみると、これが読み物として読める。検索語の前後で緩やかに変わっていく言葉の意味が自然な形で連想を呼び起こす。失われた語彙が補われていく。干からびた脳味噌に降りそそぐ慈雨のごとし。類語辞典は、まず検索語をインデックスで探して掲載ページを特定、そのページをあけると検索語の前後に類語が並ぶという仕組み。pdf化すればこのインデックスページの検索を高速化できてもっと便利になるはずだった。

裁断してスキャンして、OCR機能でpdfにテキストデータを埋め込むも見出し語による検索ができない。本文や送り仮名のテキストデータは認識できているのに。仕方がないのでインデックスページも取り込んだ。ところがインデックスのページで例えば「アイスティー」を検索するも見つからず「アイステイー」でヒットする。OCR機能の限界か。紙媒体による重量の障害は無くなったがpdfファイル中の検索機能で便利になるという見込みは外れてしまった。

ちなみに三省堂類語新辞典にはiPhoneアプリが存在する。また現在では無償のwebサービスも存在する。どちらも連想につながる一覧性は低く、類語辞典としての機能は果たすが読み物としては成立していない。いつの日かgoogleの持つ言語処理能力によって、一覧性がありながらwebから動的に言葉を集めた類語辞典ができることを願う次第。わたしにそんなプログラミング能力があればいいのだが。

続いて山川の世界史用語集も電子化しよう。30年ほど前の資料集だが海外ニュースの背景を手早く理解するにはきっとまだ使えるはず。
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