2010年12月の過去日記をボンヤリと眺める。
https://mixi.jp/view_diary.pl?org_id=1627982366&owner_id=24575266&id=1629459429
約10年前か・・・・・・
時代を変える社会的に大きな出来事が色々と続き、
自分自身にも色々な事が降り掛かり、心身の老化も進んで行く・・・
そんな2010年代の始まり前の2010年12月の自分が、
如何にもmixi初期的なワクワク感すら漂わせて、
この様な日記を書いていた。
「おーい」と、当時の自分に声を掛けてみるが、ピンと来ない。
40歳の自分のお面をつけた、別のヒトの様な感じもする。
読んでいて感じるのは、
放課後の陽射しの眩しさの向こうに見える様な、
余裕と活動力だ。
それこそ小さなFIATで一日で横浜から五所川原まで走り、
その後も津軽を走り回っていた30歳の頃は、
更に余裕と活動力を持っていた、別人の自分。
歳をとって行くという事は、
人生の〆切が近付いて来るという事だが、
比例して忙しさを感じている。
〆切間際という事なのだろうか。
若い頃より貯まった過去を思い出し、新たなタスクを億劫に感じる。
ワクワク感は減ったがビクビク感が増えて来た気がする時もある。
休日も時計の針の速さにふとビビり、無力感に囚われる事がある。
最後は死ぬからだろうか。
人を見送る度に、自分のタクシーの順番も近付いて来ている気がする。
タクシー乗り場に行く前の時間に食っていた、
うなぎ温泉の鰻重の、あの2010年の柔らかい陽射しの中での味わい。
人生は、一度きり。
まあ、ミュージックでも。
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