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2020年03月22日13:51

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チータと獅子

旧車を2台、某所ディーラー、もとい、文教堂ホビーで購入した。

前回日記
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ランボルギーニチータ。
1977年頃に開発された、ミッドシップのオフローダー。
クライスラーV8を載せて軍用に開発されたが採用されず、
民間用量産モデルLM001に転身。
80年代にランボルギーニV12を今度はフロントに載せて、
LM002にバトンタッチした・・・・・・と、
歴史を辿るとそういう事になるクルマ。

ランボルギーニだけどオフローダー、
軍用のつもりだったが実現せず、
実物にお目にかかれた事のある人は私も含めほぼいない?クルマ・・・・・・
だけども此処日本で、70年代スーパーカーブームの頃のキッズたちにとっては、
アイドルクラスの人気モノであった、と認識している。

スーパーカーではない気もしたが、
スーパーカー消しゴムにも当時ラインナップされていた。
BOXYボールペンによるレースではあまり速くなかったが、
BOXYボールペンによるカー相撲では相手マシンを机上から押し出していた。

オフローダーだけどもランボルギーニであるし、ミッドシップであり、
タミヤのRCカーでも登場して、
日本での短いあいだ、不思議な形で、
チータは確かに子供たちのアイドルだった。

小学生の頃の平和な昼下がりの記憶。
母に連れられ、どっかの公民館のバザーへ行った時。
ヨネザワかバンダイ製の、チータのRCカーが安価で売られていた。
タミヤみたいな本格的な組み立て式ではなく、
出上がっている玩具タイプの一式であったが、
コントローラーが本格プロポよろしくステアリング型であり、
イエローボデーのそれに、私は完全に欲情していた。
勇気をもって母を説得、タミヤより安価なチータを買って貰った。

バザーで出会ったチータは大人になる途中の何処かで手元から消えてしまったが、
オッサンになってもチータは脳内に棲んでいた事に、
文教堂ホビーでみかけてしまったチータによって気付かされた。
カーキのマット塗装の1/18スケールで、元スーパーカーキッズに迫って来た。
しかも京商製というのが、走らないけどRCムードで精密さを漂わせている。

「これ、展示の1台のみです」
そんな事言われたら、最近物欲下がってたけど
・・・・・・買っちゃうじゃないですか。






フォト




で、京商チータをガラスケースから出してもらう時、
横に目をやると、同じく1/18スケールで、
NOREV製の205GTIがいるではないか!

自分にしては、珍しくThinking Timeが短かった。

2台の旧車を格納した、
ユニクロよりデカいポリ袋をトート風に提げた怪しいオッサンは、
人出の減った通りを、やや高揚しながら駐車場に向けて歩いて行った。

最近、物欲が戻って来ている。
良い方の兆候だと良いが。


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