mixiユーザー(id:24575266)

2019年12月15日11:27

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悲しみの完成

悲しみは
その衝撃から時を経て
干物となった

そして或る日
油断して
しまってあったその干物を
少しだけ噛んでみたら
プシュ・・・って
味わいが噴き出した

その広がって行く味わいを
確かめてみながら
眺めてみながら
悲しみがひとつ
完成した事を知った











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