過去の日記からの再掲載です。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1891804305&owner_id=24566070
その昔、世界的なコレラの爆発的流行が起こり、人間がバタバタ死んでいた最中、コッホという学者が、コレラの病原体を発見し、発表したのです。
その時、ひどく対立した学者がいました。
「これが病原体だと?こんなものがコレラの原因であるはずがない!」
そう言って、その学者は、大勢の目の前で、コレラの培養液をゴキュゴキュとのんでしまったのですな。
「ほれ、お前も飲めっ!」
この学者さん、怯える弟子にも、無理矢理のませたのですよ。
その結果ですがね。
この学者さんは、その後、ピンピンしてましたが、怯えながらコレラの培養液を飲んだ弟子は、コレラで死んでしまったのですよ。
そしてですね。
コレラ菌が新聞に載ったとたん、コレラで死ぬ人は少なくなっていったのです。それまで人々は、
「コレラは、神が人類に与えた罰だ。世界の終わりだ!」
と考えていたのですがね。新聞に載ったコレラ菌を認識したとたん、死ななくなり始めたのです。
「な〜んだ。神の罰じゃなかったんだ」
と、方向転換したわけだね。
細菌学の権威パスツールは晩年、「結局は、培養体(人間)の問題なのだ」と言ったそうですがね。
たしか、パスツールだったかな?(  ̄▽ ̄)
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