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2020年03月02日02:13

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培養体の問題なのだ


過去の日記からの再掲載です。

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1891804305&owner_id=24566070

その昔、世界的なコレラの爆発的流行が起こり、人間がバタバタ死んでいた最中、コッホという学者が、コレラの病原体を発見し、発表したのです。

その時、ひどく対立した学者がいました。

「これが病原体だと?こんなものがコレラの原因であるはずがない!」

そう言って、その学者は、大勢の目の前で、コレラの培養液をゴキュゴキュとのんでしまったのですな。

「ほれ、お前も飲めっ!」

この学者さん、怯える弟子にも、無理矢理のませたのですよ。

その結果ですがね。

この学者さんは、その後、ピンピンしてましたが、怯えながらコレラの培養液を飲んだ弟子は、コレラで死んでしまったのですよ。

そしてですね。
コレラ菌が新聞に載ったとたん、コレラで死ぬ人は少なくなっていったのです。それまで人々は、

「コレラは、神が人類に与えた罰だ。世界の終わりだ!」

と考えていたのですがね。新聞に載ったコレラ菌を認識したとたん、死ななくなり始めたのです。

「な〜んだ。神の罰じゃなかったんだ」

と、方向転換したわけだね。

細菌学の権威パスツールは晩年、「結局は、培養体(人間)の問題なのだ」と言ったそうですがね。

たしか、パスツールだったかな?(  ̄▽ ̄)
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