本拠地の鎌倉芸術館が改修工事期間中のため、初の横須賀での演奏会とのことで、アクセスしやすかったので芸劇での音大フェスをメルカリに出してまで向かった。元は取りたい処だ。
汐入と云えば、どぶ板ストリートのハンバーガーでしょ!とばかり、通りを行く。確かにアメリカンな雰囲気で良いのだが、ハンバーガーに1500円前後だすのも何なので、結局ホテルのランチにした。サラダコース2400円に調子に乗って赤のグラスワインをチョイス。お代は3000円。2個食べれたじゃんか!3階席最前列の右端をゲット。此処だと舞台に近く音も上がってくるので好みにしている。
「バラ騎士」
横島さんが、ウィーンで修行した事が良く分かる。この日の演奏会で最も良かったと思う。クライバー、お好きでしょ!?背もたれの棒を左手で掴む処やクレッシェンドの感じが似ていた。どうせなら左手のグルグル廻しも見たかったなぁ。
「ハイドン」秀逸なソロ。安心して聴けました。
「悲愴」
色々と仕掛ける指揮に対し、オケも喰らいついていたが、2楽章のtempoは些か疑問。丁寧な表現を目指したものと解したが、5拍子感(2+3)が出ず、1拍が5個の音楽になりかかっていた。4楽章も自分の好みとは違うが、それでも目指したい方向性が明確だったのでこれはこれでアリだと思った。
それにしても鎌響のプロパー率(=トラが少ない)は大したもの。関わっているオケの一つがリタイヤしたら入団したいオケの一つだが、第九は日本語でやりたくないから、どうするかなぁ。
鎌倉交響楽団第114回定期演奏会
日時:2019年11月30日(土)
場所:横須賀芸術劇場大ホール指揮:横島勝人
曲目:
リヒャルト・シュトラウス 歌劇「ばらの騎士」組曲
ハイドン トランペット協奏曲 変ホ長調
※Tp独奏 佐藤 友紀(東京交響楽団首席トランペット奏者)
チャイコフスキー 交響曲第6番 ロ短調 作品7
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