音楽仲間から前日にお誘いがあり、室内楽の演奏会を聴きに行った。なぜか知らねどご招待して頂ける、とのことなので喜んで出かけた次第。ベルリンフィルメンバーによるピアノトリオの演奏会。前方の席で視覚的にもばっちり!
ピアノはベルリンで活躍するイスラエル人。作曲家でもあるせいか、つい出しがちな音量をよく制御してバランスの良い響きを作っていた。バルグリーはピッツバーグ響コンマスから2014年にBPOに入団したばかりの人だが、非常に美しい音色とボーイングの持ち主であった。マニンガーとは同年代かと思うが、メチャメチャ渋かっこいい人で、「これはモテルだろうなぁ」と関係無い事まで考えながら聴いた。
チャイコもよいがメンデルスゾーンのピアノトリオは大好きな曲であり、楽しんだ。特に2楽章が好きだ。知らない人が聴いたら「シューマン?」と思うようなメールヒェンな感じがよく出ていており、堪能した。御馳走様でした!
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 op.49
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調「偉大な芸術家の思い出に」op.50
出演
ノア・ベンディックス=バルグリー(Vn)
オラフ・マニンガー(Vc)
オハッド・ベン=アリ(Pf)
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