音大オケの合同演奏会をミューザで聴いた。音大生の中には既に仕事を始めている子もいる(ex.芸大4年の荒川奏美さんなどは東響の首席に就任…したと思ったら軽井沢国際obコンクールで優勝するなど、前途洋々)。しかし、プロを目指しているとは言え大半が学生、2択で云えばアマチュアである。なので「アマオケ」の最高水準を知るには良い企画だと思い昨年に続き足を運んだ。
昭和音大の「春祭」と桐朋音大の「火の鳥(全曲)」のストラビンスキー2曲プロ。うーん、もはやアマチュアではない!弦は最後列まで弾き方/弓の位置/弓幅が揃っているし、譜めくり迄合わせて来る。管は音程が正確ゆえにユニゾンで出る所は音色がブレンドされ全く新しい楽器でも聴いている気になった。
彼らの大半がプロになれない事だけが不可思議…と首を捻りつつミューザを後にした。
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