�‘�時 ９月１４日 会場 フィリアホール
��日時 ９月１６日 会場 金沢公会堂
出演 ピアノ：萩原麻未 ヴァイオリン：遠藤香奈子、大澤愛衣子 ヴィオラ：伴野剛 チェロ：朝吹元 コントラバス：倉持敦（横浜シンフォニエッタメンバー）
曲目 モーツァルト：アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525（弦楽五重奏による） ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466（弦楽五重奏伴奏版）
今回は萩原さんの横浜での公演といことで熱烈ファンは当然両方聴きに行く。同じ曲を同じ演奏家で聴くのはＬＰやＣＤではいつものことであるが、生身の演奏家によるとなるとそうあることではない。
同じ人の公演となるとつい余計なことまでいろいろ比較してしまう。ピアノは双方フルコンサートグランドピアノを備えている（さすが横浜市？普段何に使うかは別にしても、公会堂といえども備えるものはちゃんと備えている）。クオリティーは音楽専用ホールのフィリアの方が上である。演奏が始まる前の楽屋裏での音出しが丸聞こえの多目的ホールの金沢公会堂に比べると音楽専用のフィリアホールが断然良い。
ＬＰなどで同じ演奏を聴いても聴き手のその時の状態で感動することもあるし感動しないこともある。まして生の演奏会となるとその日気候、会場（座席、音響、ピアノなど）、演奏家の状態、聴き手の状態など変わる要素が沢山ある。座席については前中央ブロックの後ろよりとほぼ同じ位置で聴くことができた。
聴衆の前で複数回演奏するのは演奏家にとっても良いのかもしれない。ピアノと弦楽合奏との音の受け渡しがすっきりとしていたように聞こえた。聴き手の私も一度聴いて詰まった頭の回路が通りやすくなったせいか２度目の方はすっと聴くことができた。
お子さんが生まれてしばらくは子育てのため演奏の機会が少ないかもしれない（もし２人３人と続くと更に）。貴重な２回の演奏会であった。夫のヴァイオリニストの成田達輝さんとのデュオなら期待できるかな。
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