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2020年05月27日19:42

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パワーワンプの部品交換

先日コントロールアンプのコンデンサーを交換した。その勢いでパワーアンプ(ラックスMQ-68C)のコンデンサーの交換もしようと、電源回路用のブロックコンデンサー以外の小物のコンデンサーを入手した。ただ、交換後バイアスの調整をするには、350V超の電圧がかかっているところもあり感電が怖くて交換に慎重になっていた。

感電が怖いのともう一つネックになったのは、この機種に使える大型の電源回路用ブロック電解コンデンサーが現在では入手不可能になっていることだ。パワーアンプは真空管と出力トランスを主役に、電源トランス、ブロックコンデンサー、チョークコイルの脇役が一体となった姿にパワーアンプの美しさがある。脇役とはいえブロックコンデンサーがヘボいのになるとアンプの美しさが台無しになってしまう。外観を変えずに交換する方法がないかあれこれ考えたが、替わりの手が見つからないでいた。
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コントロールアンプの調子が良くなり気持ちよくレコードやCDを聴いていたが、ある時から音量を絞ってもブツブツと音がし出した。初めは気にするほどでもなかったが次第にその音が大きくなり音楽鑑賞の邪魔になってきた。ブツブツいうのはコンデンサーの劣化が原因のことが多い。これは仕方ないとブロックコンデンサーの交換は後回しにして、入手してあるLINE系のコンデンサーだけ交換することにする。今回は結局バイアス調整しないことと、交換する部品が少ないこともあって、やってみれば簡単で短時間に交換できた。交換後ブツブツ言う音もなく気持ちよく音楽を楽しんでいる。
修理前
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修理後
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ラックに収まったMQ68C
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今回手入れしたのはヤフオクで入手した2代目で、初代は真空管を外されてラックに置かれている。その後この初代についても手を入れることになるとはその時は考えても見なかった。

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