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2020年03月30日22:16

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テルミン −6−  テルミン1号機改造記 その4  蛇足編

テルミン1号機を改良しようと試してみたが私の腕では大した成果は得られなかった。取り敢えず再注文してやっと届いた箱に入れようと配線を外し仮のケースから取り出す。取り出した後に一つ気になっていたことを思い出し再配線して試す。


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米国のテルミンメーカーの製品の回路図があるが、その周波数調節回路で発振回路とアンテナの間にコイルが直列4個入っている。それがなぜ入っているのかは全く理解できないがプロも使う機種の回路だから何かご利益があるに違いないと無知を顧みず真似をしてみる。

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FCZ基板上に4個直列に並べた10mHの固定インダクター

結果は散々。発振周波数が少し下がるがアンテナ側の発振回路は正常に発振する。それではとコイルを調整して動かすとこれまでと同じようにピーと高く鳴るところから無音のところまで変化する。無音になったところでアンテナに手を近づけると音が出るはずなのに全く音が出ない。4個通すところを1個だけにしてみたがそれでもうまく動作しない。

発振回路と一概に行ってもメーカー製とキットの回路は全く異なる。それでも手とアンテナとの間の浮遊容量の変動を利用するという点は変わるとことはない。それならば4個の直列コイルのご利益はあるはずなのだがそれ以上のことは分からない。

結局固定インダクターを可変コイルに変更しただけという結末になってしまった。

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