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2020年08月29日03:49
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妻の誕生日
今日、僕の妻は30代最後の誕生日を迎えた。
大きな変化と忙しさに追われた妻の30代も、残すところあと１年になってしまった。
妻は、女性が最も輝くのは40代だと言ってくれた。
そうであって欲しいと思う。
様々な要素のバランスが取れて、充実した実り豊かな40代を送ってもらいたい。
そのための準備の最後の1年だと思いたい。
妻にはたいした物欲はないし、何かブランドものの力を借りて自分をより華やかに見せようといった魂胆もない。
情けない自分はそんな妻の思いに甘えて、これまでまともなプレゼントも贈らずにきてしまった。
女性の扱いに長けているイケてる男なら、こんな時にどんなプレゼントをどうやって贈るんだろう？
妻はどんなものを、どうやって贈ったら喜んでくれるんだろう？
まず１点目。
最近、頑張ってウォーキングを続けている妻。
近々倅たちとランニングに切り替えるという。
そこでまず第一弾はランニングシューズ。
機能もそうだけれど、デザインも可愛くないとモチベーションがあがらないようだ。
これまでのシューズは型落ちになってしまってないので、後継モデルで探してみた。
インディゴブルーにピンクが入った妻らしい選択。
これを履いて早速、チビっ子ボクサーの倅たちとランニングを頑張った。
思い出すだけで微笑ましくなってくる。
妻は生まれて初めて2.5�卍�度のランニングを頑張った（笑）。
続いて2点目。
以前、妻に長財布を贈ったことがある。
当時の僕にしては随分と奮発したそれなりのお財布。
それを入れて気軽に使える小型のショルダーバッグなんか喜んでくれるんじゃないだろうか。
百貨店に行けば旬のアイテムがあるのだろうが、この時期にそこへ行くことは躊躇われた。
色々と調べていたら『ATAO』という神戸のブランドが目に留まった。
日本の職人さんが作るバッグと財布のブランドらしい。
妻に教えたら「かわいい」と言って喜んでくれた。
⇒ https:/
いろんなデザインのバッグを見るうちに、女性がバッグにハマるのがなんとなく分かる気がしてきた。
これひとつでその日のコーディネイトが決まるかどうか、結構大きく左右するのかもしれない。
手で提げた時と肩から提げた時で、異なる表情が魅力的に思えたから、妻に勧めてみた。
二人で散々迷って、注文したのに改めて再注文して決めたのは、あまり見たことの無いデザインと色目のコチラ。
僕はとても小さなバッグを細めの肩紐で斜め掛けする姿って、女性を可愛らしくみせてくれると思っている。
使ってみて、使い心地を気に入ってくれたら、小さなウォレットバッグも贈ってみたい。
今日、実物を手に取ったら、妻はどんな表情を見せてくれるだろう。
早く喜ぶ顔が見たい。
最後に3点目。
結婚10年を経た記念の意味も込めて、指輪のプレゼント。
結婚指輪との重ね付けの日常使いを前提に、妻とプチデートを兼ねてお店に行ってきた。
結婚指輪を購入した時と同じお店に予め連絡をして、予約して伺う。
10年振りに訪れた店内は依然と少しも変わっていなくて、ただ店員さんだけが違っていた。
「こんなのはどう？」「これも可愛いよ」とチョイチョイ口を挟みつつも、妻なりの意見や感想を聞きながら、時々なるほど…と感心しながら候補を絞っていく。
妻は予算も気になるらしい。
大丈夫だよ。
ここのお店のものなら、どれを選んでも大丈夫。
好きなのに決めていいんだよ。
妻はそれぞれのリングを着けたりはずしたりしながら選んでいた。
その様子がとても愛おしくて、いつまでも眺めていたかった。
幾つか決めかねるデザインがあって迷ってはいたけれど、最後は納得して決められたようだった。
妻にも、毎日着けている結婚指輪にも似合っていた。
良かった。
＊実物とは違うけれど、イメージはこんな感じ。
納期は結構先で、10月の半ば頃になるという。
誕生日には間に合わなかった。
ごめんね…。
でも仕方ない。
20年目はもっと早めに準備しなくちゃ。
で、ひとつだけ残念なことが。
やっぱり店員さんにはひとこと、「素敵な旦那さんですね、羨ましいです」って持ち上げて欲しかったなぁ（笑）。
ウチの亭主ってカッコいいんだって、妻に思ってもらいたいのに！！
わざわざ言ってもらえるレベルの旦那じゃなくてゴメンよ。
妻が誕生日を迎えてひとつ年を重ねることはちょっぴり寂しくて凄く嬉しいことなんだと思った。
プレゼントは贈られるより贈る方が、僕は嬉しい。
ちょっとだけ贅沢を楽しめるようになった今の暮らしに感謝。
さて指輪を着けて、バッグを提げて、今度は妻とどこへ出掛けよう！？
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