我が家の場合

妻は３人の子供を育てながら、教員という立場で働いている。
会社経営と不動産賃貸をしている自分より、よほどハードな毎日を送っている。
その妻が朝、わざわざ早起きして弁当を作っている姿は、ちょっと可哀そうにすら思える。
だから冷凍食品を使おうが、前日の晩ご飯を取り分けたものを入れようが、自分は何とも思わない。
少し前に、妻が職場に持っていくお弁当をなんとかしてあげたいと思い、色々考えてサンドイッチを作った。
前日までにアボカドや生ハム、ベーコンやレタスなんかを揃えて、朝の4時くらいにサンドイッチを作った。
正直、きっと驚いて喜んでくれるだろうと思って、作っている間中嬉しかったし楽しかった。
案の定、「ありがとう〜、嬉しい〜！！」と喜んでくれた。
こんなもん、たまーにだから「楽しい」って思えたけれど、続けていたら大変だったと思う。
冷凍食品を入れるお母さんだって、きっと最初は自分で作ったお料理を持たせたかったはずだし、その時間は充実していたかもしれない。
それでも毎日の忙しさの中で優先順位が定まってきて、調理にかかる時間を家族のための別な時間として振り分けたのかもしれない。
我が家の話しをすれば、妻が決めたとおりにしてくれればいいと思う。
妻には明るく溌剌と元気でいて欲しいし、可愛くて美しい笑顔でいて欲しい。
もしも、もしも僕の妻の作ったお弁当を覗いて「ぐうたら」なんて言って妻を傷つけるような奴がいたら、ちょっと許せないな（笑）



■冷凍食品だらけのお弁当を批判する声に「冷凍食品は便利だよ！」と応戦するママさんたちの声
(ママスタジアム - 08月22日 08:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=176&from=diary&id=6203301

以下、記事全文

自分にとっては当たり前だけれど、他の人から見るとそうではないということもありますね。人それぞれに価値観が違えば、他人の行動を理解できないこともあるでしょう。あるママさんは、他のママが作るお弁当の中身が冷凍食品ばかりだと聞いて驚いてしまったそうです。
『お弁当に冷凍食品ばかりを入れる人にびっくりだわ。1時間早く起きて作ったり、前日の夕飯時に取り分けしたりしないの？　毎日昼ごはんがそんな手抜き弁当だったらグレるわ。母親だよね？　毎日ぐうたらしすぎだよ』

お弁当に冷凍食品を入れることを手抜きだと感じているママさん。少し早起きして手作りするだけでいいのに……と疑問に感じた様子です。しかしこのコメントに、他のママさんたちからは違った目線のコメントが寄せられました。

冷凍食品の何が悪いの！？ママさんたちが感じる3つの利点

他人が作るお弁当を批判するような言葉に対し、「お弁当に冷凍食品を入れて何が悪いの！？」と反応したママさんは多かったようです。なかでも冷凍食品を使うことの利点がたくさん紹介されました。特に目立った3つのメリットをご紹介します。

手軽にできる
『いいじゃん。今の冷凍食品は優秀だし、安上がりだし。作るのが嫌いな人もいるんだよ』
『冷凍食品ってお金掛かるイコール美味しくて手軽で良いものだよ。それよりも早く起きても不味そうなキャラ弁を作る人のほうが嫌だな』

なんといっても冷凍食品の良さは手軽にできること。電子レンジでチンをしたりお湯で茹でたりするだけで、簡単にできあがる効率の良さは捨てがたいものがありますよね。また解凍の手間もいらずにお弁当にそのまま入れられるタイプの冷凍食品もあり便利です。朝の忙しい時間に調理の時間を短縮できることで、ママさんの負担にならずにお弁当作りができるのではないでしょうか。

すき間を埋めるのにも便利
『うちは前日に取り分けたり、朝から揚げ物したりするけれど、隙間を埋めるのにほぼ毎日冷凍食品を使っているわ。手作りだけで詰めるのは運動会のお弁当くらいだったな』

お弁当の中身はわずかのすき間があると崩れてしまうこともあり、お弁当箱を上手に埋めようと試行錯誤しているママさんも少なくないのではないでしょうか。冷凍食品にはいろいろな形や種類のものがあるので、もう一品ほしいときに役立つという声も。完成したお弁当に少しのすき間ができてしまい「ここに何かを入れたい！」と思ったときにも助かることでしょう。

夕食の残りが嫌だという子もいる
『衛生的にも夕食の残り物より冷凍食品がいい』
『夕飯の残り物が入っていたら悲しいって子どもが言うんだもの。冷凍食品は自分が食べたい品を選ばせているよ』
『夕飯の取り分けの方が嫌じゃない？　朝バタバタしたくないから夜下準備して朝は焼くだけとかにしている』

冷凍食品を使わない場合は前日の夕飯を取り分けてお弁当を作る方法もありますが、残り物を使うのは避けたいときもありますね。子ども自身が残り物をお弁当に入れることを嫌がるケースもあるようです。食べ物が傷みやすい夏場は、とくに衛生面を考慮して夕食の残りをお弁当に取り分けないママさんも多いようですよ。

各家庭、事情はそれぞれ！他人の事情に口出し無用

『手抜きを許さない完璧な母親像は自分を苦しめることになると思う。行き過ぎた考えは周りも苦しめるから気をつけてね』
『そんなんでグレるのか〜。甘ったれ過ぎじゃ？　作ってくれる母親がいなかったから作ってもらえるだけでありがたいけどな〜』
『なんだっていいじゃん。家庭ごとの事情があるでしょ』

『そう思う人はそうしたらいいじゃん。人それぞれ事情があるのよ。だいたいどれだけ頑張って弁当を作ったってグレる子はグレるからね』

「冷凍食品ばかりのお弁当を食べさせられたらグレる」という言葉に反発するコメントも多く届きました。子どもを育てるにはきっと、毎日ママさんがお弁当の手作りだけをしていれば良いというわけではありませんよね。子どもの成長には本人の性格や家庭の状況、友達や周囲の大人の存在などさまざまな要素も関わってくることでしょう。お弁当に冷凍食品が入っているかどうかだけで決めつけるのは短絡的と感じるママさんが多かったようです。

お弁当に冷凍食品を入れるのは「手抜き」だと思う人もいるのかもしれません。しかし他のママさんから見ると「冷凍食品を上手に活用しないなんて効率の悪い人」だと思われているのかもしれません。それぞれの家庭での考え方や事情もあるため、他人のやり方を一方的に非難するのは避けたいものですね。寄せられたコメントも参考にしながら、よその家のことには口出しせずに自分なりの便利な方法でお弁当を作っていけばいいのではないでしょうか。