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2021年07月22日02:56

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いちおう言っておく

残念ながらコロナ禍&オリンピック開催がらみで,日本のいろいろボロボロなところが出てきてます.無謀だった第二次世界大戦からの教訓を記した「失敗の本質」という評価の高い著作(リーダー的な立場なら読んでいてい当然)があるのですが,そこで指摘されていることが繰り返されている.

ネット世論では「次は選挙に行こう,いまの与党には投票しない,それで世の中が変わる」という声も目に付きます.でも,多少投票率が上がっても,たぶん今の与党はそこそこ議席を獲得するでしょう.私としては残念ですが,そう予測しています.

まず第一の理由は,「小選挙区制」であること.これはそもそも「死に票」が多く出る制度(こういうものを "Winners-take-all" と表現します)であり,二大政党制のもとではある意味で機能しますが,野党が乱立している状況下では圧倒的に与党に有利であります.よほど野党が選挙協力しない限り「反・与党」の票が割れ,結果的に与党が勝ちます.
ここのところ,世間は「多数決で1つに決める」が民主的な決め方と思っているところがあります.そうではありません.「決め方」はいろいろあるのです.また,「選挙区で落選しても比例区で復活する,だから比例代表制はよくない」という意見も目にする.ゴメン,それ,間違いだから.

第二に,世間が「野党は対案を出せ」という考えを持っていること.もちろん選挙となれば公約は必要ですが,国会論議では野党は「権力のチェック役」であって,対案を出す必要はありません.
例えば,お金の管理をチェックする役がどこの組織にもいます(監査役というようなものですね),で,会計が何かおかしいとなったとき,監査役はそれを指摘します.でも「対案」を出す必要はありません.「おかしい,ルール的に間違いだと指摘」するのが仕事です.野党も同じ立場です.

まああとはマスコミが「第三の権力」として機能していないとか(NHKなど完全に抱き込まれているし,広告代理店が相当までに政府に浸透していることも明らかになりました).与党が「権力」を振り回して自分たちに都合の良いようにシステムを作ってしまったとか,SNSの世の中になって,言葉を尽くして討論することが「面倒くさい」世界で,一言で動きまくる世界(ワンフレーズ・ポリティクスが受ける世の中)になってしまったとか.
「公衆衛生的な問題」に乗じて,私権制限を容認する流れができつつあること,「強いリーダー」を求めて強権を振るう人間が求められるような感があること,とか.
あるいは,「五輪開催に反対したマスコミが五輪報道する,笑」みたいな意見がなぜか通じているとか.「戦争に反対した」ならなおのこと,その後の戦争に行方を報道すべきでしょ?

私の主張を「サヨク」と片付けたい人もいるでしょうが(私は自分を「左翼」とは思っていない,本当の「左翼活動家」を知らないのにそういうこと言うなよ),では「本流の右翼」(たとえば一水会)の主張を聞いてみて下さい.「ネトウヨ/排外主義者/レイシスト」とは全く違うことを言っています.

ですので,ほぼもう私は将来に絶望しています.それが杞憂であれば良いのですが.

残念な世の中を次の世代に残すのは申し訳ないのですが,あと生きてもせいぜい20年.多少はあがきますが,腐敗した落陽の日本国を見て,私は去ります.
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