シシク〜！

　♪カッチンカチャリコ　ずんばらりん　（白獅子仮面）

　もとい、猪食う。
　食害で駆除された猪を解体したとの事で、お裾分けを戴いた。既にローストボア（ローストポークの猪版）になっている。野山を駆け回った筋肉はかなり歯応えがある。薄く切ってチャーシュー代わりに袋ラーメンに載せてみたが途中で噛み切れず、ひと切れ単位で口に含むしかなかった。次は一口サイズに切ろう。
　ジビエは仕留めてから２時間以内に処理場（工場など）に持ち込まないと食用として流通できないそうで、駆除等のため猟師が仕留めた猪も鹿も、食肉として売る事は事実上ほぼ不可能。なので「棄てる」か「自分達で食う」しかないのだと言う。
　この制度に腹を立てたある猟師がペット（犬猫）用高級飼料として商品化し、ちょっと成功してたりするのだが、さすがに1頭100kg（可食部30kg）級の猪がこの時期平均毎日１頭ペースで仕留められているそうで、もう基本破棄（埋葬）になっているうちの１頭をその場でさばいて持ち帰ったもの、だそうだ。昨夜は燻製をご馳走になり、今夜は猪肉餃子と鍋を戴いた。それとは別に昨夜はローストボアを持ち帰りで戴いた次第。
　２日で５食。おいしいのだが強い風味があるので続けて食べるのはこのへんが限度だし、とにかく顎が疲れる。
　これ挽肉にしてハンバーグにでもすればもうちょっと食べ易いのかな。それも100%猪ではなく牛とかと混ぜて。まだ肉は冷凍庫を占拠しているらしいので提案してみるかな。