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2020年04月04日09:33

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シボレーアストロ整備2nd

 2月に、クラックの入ったラジエターを交換した我が家のファミリーカー('96年型アストロスタークラフトブロアムコンバージョンAWD)ですが、相変わらずラジエタークーラントの減りが有り、今回は古いアメ車のV8、V6エンジンにあるあるのインテークマニホールドガスケット交換を行いました。
 特に90年代アストロ必須経験項目ですが、エンジンがボンネット奥深くダッシュボード下にあるので(フロントミッドシップ)エンジンを降ろさず行うには、ドライバーズシートとナビシートの足元の間にあるエンジンカバー(通称お釜)を外しての作業になり整備工場に依頼すると10〜30万は取られます。バブルの頃大量に輸入されたアストロが希少になった理由はここに有ると思われます。因みに私は、新品対策品ガスケットセットを7千円ぐらいで仕入れました。

 作業は、先ずセンターコンソール周りの取り外しを行い、お釜を取り外しエンジンを露出させます。次に、ラジエータークーラントを抜き出しボンネット側からエアークリーナーボックスとエアフロセンサー、ラジエターシュラウド、ラジエーターファン、補機類ベルトとプーリー、エアコンコンプレッサー、ウォーターポンプとサーモスタットやホース類、ボンネットと車内を行ったり来たりで大量にあるワイヤー、ケーブル、ハーネス、センサー、そしてスロットルボディ、車内からディストリビューター等など、つまりエンジン周りの物を殆ど取り外してやっとインテークマニホールドにアクセス出来ます。

 ここまで、作業量と固着したボルトナットとの戦いでしたが、当帝国模型技廠のモットー「整備は腕より工具と神頼み」で乗り切り、ここから困難の極みインマニ取り外しです。
 このインマニは、複数の大きな鋳物(何とアルミでは無く鉄)で出来ており、重い上不利な態勢で狭く干渉物の間を知恵の輪の様に潜らせてやっと取り外せます。

 取り外したインマニのガスケットは比較的綺麗で殆どの場合ボロボロに崩れているのに対して形を保ったまま全部剥がせる程でした。但し、たった1っ箇所切れ目が…
 インマニ内部は普通に汚かったです。分解清掃の上ガスケット、シール、Oリング等新品をセットし後はひたすら逆手順で組み上げです。
 組み上げ時に、デスビキャップ、デスビローター、ウォーターポンプ、サーモスタットは新品に交換しました。本当は、プラグ、プラグコードも交換予定でしたが、仮眠を含め36時間作業に掛かってしまったので次回にしました(T_T)

 その後クーラント漏れの症状は無くなりましたが、まだエンジンに不具合が有りまだまだ手が掛かりそうです(*_*)

 便利な世の中になってきましたが、それ故に自分で努力、苦労、創意、工夫をする人が減った気がします。仕事においても年齢問わず自分で考えて行動しスキルアップしようとする事が出来ない人が目立ちます。機械弄りや模型製作はその辺りの向上に非常に役立つと最近思うようになりました。
 
 つまらない内容を最後まで読んで頂いた方有難う御座います。今後も整備記録代わりにしばしば日記に上げますのでお許し下さい。

 

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