松本零士祭り

奈良模型愛好会の春の展示会にて有志テーマで松本零士祭りをしようと言うことで、私は先ずファインモールドの四式戦車を製作中です。
四式戦車は大戦末期に試作車が作られただけですが、戦後の陸自戦車開発に多大な影響を与えた車両です。
私がこの戦車を知ったのは数十年前に松本零士の戦場まんがシリーズの「鉄の墓標」を読んだ時でした。当時、戦場まんがシリーズはミリヲタのバイブルでありネットも無い時代に多くの知識を享受してもらいました。

と言うことで、今回「鉄の墓標」登場車両を製作しています。
とは言え、４０年程前の資料がほぼ無い頃に描かれた四式戦車は、よく描けたなと思える反面相違点も多く、現存する三式戦車の形状が混じっていたりするので、キットに部分的な特徴を取り入る程度に妥協しています。春展に間に合わせたいのがホンネですが(*_*)

ベースのファインモールドのキットは大雑把感はありますが、合いも良好でプラも柔らかく好印象です。インテリアは、タミヤ風に砲基部のみが再現されてます。車体後部の消音器カバーはエッチングが付属します。

手を入れるのは
砲塔側面の薬莢排出ハッチ追加
砲駐退器角度変更
変速機カバー形状
車体背面の牽引ワイヤー保持具廃止、後部に三式戦車風に新造
車体両面のアンテナ架台廃止、アンテナは砲塔上面に移動
砲塔上面の車載機銃は他キットから流用
溶接ビード再現等です。
まんがでは砲塔の大きさや位置等三式ぽいのですがそこはキットのままにします(¯―¯٥)
さて、展示会に間に合うのでしょうか？