mixiユーザー(id:2416887)

2019年11月15日03:59

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HDDの復旧 基盤交換編

うちに来るHDDはだいたい中途半端な壊れ方をしているので、
一部のデータ以外はだいたい復旧が可能である。
壊れているのはだいたいNTFS情報が入った先頭領域で、
ここさえふっとばしてインデックス情報がゲットできれば、
大半のデータはサルベージ可能なのだ。
うちは、R-STUDIO データレスキューが気に入っている。

で、今回のHDDはシーゲイトの500GB。
最初は起動してたのだが、途中でブルースクリーンになった。
その後、Windowsブートせず。
何が起こったのかというと、途中で停止したのだ。

再度電源を入れようにも、ディスクのモーターが回転しない。
モーターが壊れたのかと思ったのだが、試しに基板交換だけ済ますとスピンアップした。
つまり基板破損の線が濃厚だ。

あーでも、基板だけ交換しても、HDDヘッダと基板の情報が一致しないとロックダウンするんですよ。コイツラ。
なので、基板のEEPROMを剥がして別の基板にハンダでつけなければならない。

やり方は足の間に細い鉄線を入れる。(1枚目)
予備ハンダで、4つの足の間にブリッジするぐらいつける。
鉄線を軽く引っ張りながら、ブリッジした両端の足をハンダで熱する。
すると徐々に外れていく。
注意すれば、無傷で外れる。

うちは、過去に散々半田ごてで基板壊したりパーツ焼いたりしてるので、
どこまでやったら壊れるか大体把握しているので、簡単に取れた。

後は、吸い取り線できれいにしたら、ドナーの基板に張りつけ。
取り付けの際に適当にやると、ハンダが乗らなくて動作しないことがある。
ちゃんと盛る。

で結果が2枚目。ちゃんと動作している。
3枚めは壊れてたのかが不思議なぐらい、スキャンディスクが走った。
微妙に修復しているのは、突然電源オフにした影響だね。

ただ使い続けるのは怖いから、イメージ吸い出したら終了させます。
で、ドナーを基の構成に戻した後、不良品置き場にGO。
ちなみに、費用は、HDD代2800円と吸い取り線500円。
鉄線は、近くにあったアース線をほぐして使用しました。
いやー、HDDサルベージ極まってきたなぁ。

後はクリーンベンチがあれば、モーターの移植もヘッダの移植も出来そう。
でも、最近はSSDですから、もうサルベージは出来ないかも。
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