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日記一覧

町田康の小説が原作、脚本には宮藤官九郎、そして監督は石井岳龍(我々の世代には「高校大パニック」「狂い咲きサンダーロード」の石井聰亙の名前でおなじみ)、いかにも“パンク包囲網”といった顔ぶれがならぶ。江戸時代が舞台、素浪人(綾野剛)を抱えた将軍家

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ディズニーがからんでからは乱発模様のスター・ウォーズ・スピンオフ企画、こんどは若き日のハン・ソロ冒険譚ときた。今回の物語は時系列的にこのサーガのどこに位置するのだろうか。熱心なSWファンではない者としてはサッパリわからない。まあどちらにしても

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この日の京都は真夏日を通り越して猛暑日。それはまるでこちらの京都行きを待っていたかのような“かき氷日和”。炎天下のもとJR京都駅前から四条河原町あたりまでの街路をクネクネと歩き、暑さに参って疲れてくるだろう行程ほぼまんなかにこの「茶寮翠泉 高

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デビュー20周年。なので今回のライブハウスツアーはいまからぴったし20年前、1998年6月25日に発売された1stアルバム「Punch!Punch!Punch!」のほぼ再現ライブ。実はこの名盤、残念ながらまだ一度も聴いておりません。それでもライブの定番となっている原石的な

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いまさら“ロックとは何か?”なんていう問いかけには、限りなくテレくさいものを感じたものだから、あまり期待せずに観に行ったら、これがなかなか意外に面白くもうけもの感あり。音楽のみならず、文学・演劇・美術・写真…様々なジャンルで活躍する日本のク

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それにしてもとんでもない試合を観に行ったもんやなあ。いやいや、ご招待いただいた座席は実に快適、至福のひとときとでも言おうか、甲子園観戦は未来永劫にあの席でもぜんぜんかまいません。そして試合のほうは1-6の劣勢からだんだんと追い上げ、ついには同

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半分、赤い。
2018年06月24日14:00

甲子園球場にいます。きょうはあるところからのご招待、一塁側ベンチ上15列目あたりに陣取るという僥倖に恵まれました。このところ相手チームだけでなく、空模様にもイジメられていた阪神タイガースではありますが、きょうのところはまったく心配なし、いま私

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ウディ・アレン監督最新作。1950年代のニューヨーク、コニーアイランドの遊園地で働く一家の物語…と聞けば、ウディ・ファン誰しもここでピンとくるはず。そう、彼の代表作「アニー・ホール」には、主人公アルビーの幼少期はコニーアイランドの遊園地在住だっ

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上空すぐそばを旅客機が飛び交う関西の小さな集落、その片隅で「ドラゴン」という名の焼肉屋を営む在日韓国人一家の物語。戦争で片腕を奪われた店主とその妻の祖国にたいする思い、娘3人の恋愛事情、そして人情あふれる熱き空間が高度成長の波にさらわれてい

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◎「MUSIC LIFE展」なるものがマルビルのタワレコで開催されていると聞いたのでさっそく駆けつけると、それは十数点のフォトを集めただけのショボいものだった。たぶんつなぎ的イベントなのだろう。同誌専属カメラマン長谷部宏氏のイチ押しフォトばかりという

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そして神戸は餃子づくし
2018年06月20日16:00

こないだの神戸行きでは昼に夜にと餃子ばかり食べつくした。ほかに美味しいものがいくらでもある街なのに、なぜか毎回餃子ばかりほおばってしまう。やっぱりそれはお安いお値段と、数量を調節しやすいのと、ほとんどのお店が個人経営なのでいかにも庶民的なそ

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「hayamiって、東京へはしばらくごぶさたとちゃうん?」「おお、わざわざ東京まで行って観ようと思うようなライブもないしなあ…まあスティーヴ・ハーレイでも来たら話は別やけどな」ここ数年、音楽好きと何度となく交わした会話。そしてついにその日はきた。

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地震発生から2時間あまり。テレビのニュースでも、建物が損壊したとか煙が出ている家屋があったとか新幹線が停車したままとか、被害があったとみられる地点にようやく取材車やヘリコプターが到着したばかり。実際の被害のようすがだんだんと判ってくるのはこ

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いまポートアイランドにいます。この人工島に訪れるのはいつ以来のことだろう。ワールド記念ホールでライブを観たことないし、神戸空港に向かうさいには単なる通過地点だし、まさかポートピア以来30数年ぶりってことは…いえいえかって仕事がらみでは何度か訪

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長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生がメインキャストだと聞くと、実際に起きた事件を基にした社会派作品にはどうもヤワなキャスティングのように思えてくる。かっての東宝映画なんかだとここに重厚な顔ぶれを配して、物語全体をグッと深みのあるものにす

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父の日周辺はメンズ商品の買いどき。デパートから量販店まで、プレゼント需要をねらっていろいろとお安くなる時期。さて、とりあえずのところことしはシェーバーをあれこれ悩もうかと。いま日々使うパナソニック製はもう何年になるか。毎度のことながらきっち

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こちらの総選挙はCD購入の必要なし、ネットとハガキでの投票のみ。日刊スポーツが毎年勝手に紙面展開しているイベントなんだけど、やっぱり人気力士の浮沈模様が気になってしまう。それにしてもこの1年まともに相撲を取っていない横綱が1位、第1回からの7連覇

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天下茶屋の駅から自宅まで、小雨降るなか上り坂込みの1キロ半を歩いて帰ることに。しばらくするときっちり小腹が空いてくる。すると阪堺電車・北天下茶屋駅踏み切りすぐそばにこじんまりしたピッツェリアを発見。こんなお店前からあったっけ、いままで何度も

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まったくの別モン。これをポール・サイモン名義のものとして聴いていいものだろうか。「そんなコマかいこと言うてたら、イマの時代やっていけまへんで…」EDM世代の声が聞こえてきそうな、打ちこみビートがえんえんと。やがておなじみのメロディがチラッと聴

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2003年、かってベトナムでともに戦った男たち3人が30年ぶりに出会う。そのひとりドク(スティーヴ・カレル)は、息子が遠きイラクの地で戦死したことをミューラー(ローレンシュ・フィッシュバーン)とサル(ブライアン・クランストン)に告げ、その遺体を故

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河瀬直美監督最新作。幻の薬草「Vision」を求めて奈良・吉野の山奥までやってきたフランス人エッセイストのジャンヌ(ジュリエット・ビノシュ)は、山間で孤独に暮らす山守・智(永瀬正敏)と出会う。この出会いは必然のもの、まさに100年来の予言通りだと、やは

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夏支度は足元から
2018年06月07日18:00

夏の季節は素足のままスリッポンをはいて外出することが多い。長年ブラウンのスウェードっぽいのとオフホワイトの2足を交互にはいていたのだけど、やっぱりブラウンのほうがボトムとのコーデになやまずに済むので、足を通す頻度に圧倒的な差がついてしまった

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高熱にうなされているのであれば、思いきって布団のなかに閉じこもるのだけれど、ヘタに微熱ばかりがえんえん続き、カラダはきっちり動くものだから、お出かけしたりひとと会ったり、ごくごくふつうにすごしてしまう。そんなこんなで先週末から続いている体の

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お昼どきの中百舌鳥駅は大阪府立大学に通う学生であふれている。地下鉄の出入口からすでに府大生御用達みたいな“けもの道”が始まり、それは細く長く静かな住宅街を貫く。その街路に沿うのが「麺屋 もず」。麺好きにはけっこう人気らしいが、それ以前にまち

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のどの痛みもほとんど消えかかっていたので、友人からのお誘いに応えて夕食はそそくさと京橋界隈へ。とはいえとりあえず刺激の強いものは控えるべし、あっさりと冷たいお蕎麦でもいただこうと。そしてせっかくなら駅周辺商業施設に入るチェーン系よりは、個人

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なつかしい痛みだわ
2018年06月03日15:40

このところ体調がいまひとつ。風邪をひいたときの重い感じの身体が続いているんだけど、ずっと平熱だし、映画を観に行ったり、馬券を買いに行けたりできているのだからたいしたことはない。まあちょっと疲れがたまってきたってことでしょう。ただ、今回はノド

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観終わったあとの印象は、観る前に想像していたものとさして変わるものではなかった。もちろんこれは予想通りの秀作だということです。オープニングのシーンからラストカットまで、これぞまごうかたなき是枝印、過去作のエッセンスを盛りこんだような感触もあ

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ひとり目のカレシが「マンチェスター・バイ・ザ・シー」の彼、ふたり目のカレシが「君の名前で僕を呼んで」の彼だなんてニクすぎるキャスティング。東海岸の洗練された大学生活にあこがれるカリフォルニアの田舎町サクラメントの“レディ・バード”17歳。高校

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