録音されたのは昨年3月11日と13日、英国政府による全土ロックダウン勧告が3月9日。3月初めからスタートした英国内ツアーのフィナーレがこの由緒あるホールでの公演、そしてこのあと予定されていた欧州ツアーはすべてキャンセル。なのでこのライブ盤はコロナ禍
実家最寄りの南海高野線狭山駅近く、線路沿い土手の両側にならぶ満開の桜。この光景は鉄道マニアとりわけ撮り鉄にとって、けっこう知られたシャッターポイント、いっぽう花びらがどこよりも密とのことで、いわゆる桜マニアにとっても見逃せない観賞ポイントだ
阪神タイガース、開幕3連勝で早くも単独首位!サンズ三冠王!おっとここはいちチームのことだけを書く場所ではなかった。いや、ここのところは「せいぜいいまのうちに喜んどけ!」という言葉に免じて喜ばせてください。同じ開幕でも昨季は3連敗〜結局8連敗な
街のあちらこちらに力士のすがたを見かけるようになったときに、大阪の人たちは春の訪れを感じていた。そしておそらく先週末あたり、我々は府立体育館の椅子C席にズラッと陣取り、そのあと「なにわ一番」のちゃんこ鍋を囲む楽しいひとときを迎えていたはずな
”めちゃくちゃ面白いです!”―これは予告編でもおなじみ、主人公のカルチャー雑誌「トリニティ」編集長・速水(大泉洋)がキメどころで吐くセリフ。この作品全体を貫くキーワードでもあり、スリリングな展開を味わった直後の私がまっさきに伝えたいメッセー
ノミネート部門数こそ「Mank/マンク」に譲ったものの、本年度オスカーにおける大本命作品。ひとつの地に定住することなくアメリカの大地をキャンピングカーのみで漂泊する、ノマドワーカーの日常を切り取ったロードムービー。すでに前哨戦というべき世界各地
かかりつけS医院の奥様が父親宅訪問。ウダ話のなか「コロナワクチンはどうなってますか」と尋ねると「最近そればっかり訊かれますわ」と。かなり早い時期、医療従事者には府から医院ごとのロット番号が振られ、あとは接種日のお知らせを待つのみ…というとこ
ついにその意向を固めたとのこと。横綱としてちょうど7年、ただしここ5場所は連続休場。横綱審議委員会から「引退勧告」一歩手前の「注意」を受けていたところ。取り口に派手な部分がいっさいなく、気がついたら相手が負けていた、みたいな展開の多いまさに玄
けっして大きいとは言えないハコにも関わらず、けっこう関西ロック・フォークの有名どころがやってくる、観る側は至近距離そして演る側はリラックスする空間。かってはスティーヴ・フォーバートも来たんだっけか。いまこのときは密を避けて限定15名。なので1
この結果が実際のペナントレースに直結しないことぐらいは、過去の例をいちいち検分せずとも重々承知。そしてこのチームに限っては、勝ちグセをつけようとした指揮官の思いが空回り、公式戦が始まるやメタメタだったことが過去何度も。それでも12あるチームの
マイミクEPTTさん(寺田君)の奥様、イラストレーター寺田マユミさんが出展していると聞いたので、梅田に出たついでに立ち寄ってみた。偶然にもおふたりそろって展示ブースにおられたので、ひさしぶりということもあって延々とウダ話ばかりを続けてしまった。ま
父親が事業に失敗したため、10代女子オクジュは、弟のドンジュとともに祖父の家に引っ越すことに。まだまだ無邪気なドンジュにくらべ、大人の入口がちらちら見えてきたオクジュにとっては、ささいなことにも過敏になる夏休みの日々。やがて夫との諍いから逃げ
1980年代、農業で一旗あげようと米国南部のアーカンソー州までやってきた韓国人一家。そこは農場というにはほど遠く、ほとんど未開の荒れた大地、さらに住まいはトレーラーハウスと逆境からの再出発。頼るのは一家の主ジェイコブ(スティーヴン・ユァン〜今回
心斎橋パルコ12F、イオンシネマの都市型シアターがこのたびようやくオープン。シネコンチェーンのなかでもユニークな存在がイオンシネマ、けっこうミニシアター系作品あり、関西独占上映あり。そして何をおいても55歳以上ならいつでも1100円というのが嬉しか
ことしも順位予想の季節がやってまいりました。早いなあと思うのも当然、昨年は6月の開幕そして順位が確定したのが11月でしたから。まだまだ観客入場制限は続き、五輪の開催いかんによっては変則日程ということになるとは思いますが、ことしは交流戦もオール
今回の京都行き、ランチは寺町通りにある「ミリネヤンコプチャン」というお店に入った。釜山の焼肉屋をイメージしたという店内、ディナーはそこそこつくけど、ランチはリーズナブルだと聞いていたので。素朴なたたずまいで個人店の匂いを出しているけど、実は
数年前にはドキュメンタリー映画が公開、続いて東京での写真展が話題。ようやくこちらでもと思ったらコロナのせいでズレて結局ほぼ1年遅れの開催。1923年ピッツバーグ生まれのフォトグラファーというから、アンディ・ウォーホルと同郷で5つ年上、そしてどちら
あまり時間がなかったので、ちょっとだけ大正区をぶらぶら。大阪であって大阪でないような独特の開放感、どこもかしこも街路が広く、高い建物もあまりないので空がやたらと広がっている。区役所前でバスを降りて、まずは大阪沖縄会館という建物の1Fにある「よ
ベルリンに住むアントニオとパオロは結婚を約束したイタリア人ゲイカップル。カミングアウトした途端パオロは母親と絶縁状態、それならばとアントニオは彼を連れて、結婚のお許しを乞うためにイタリア・ラツィオ州「天空の村」を司る自分の両親のもとに向かう
スクーター運転中、ちょっとしたミスから交通事故に遭った頼りない中年男性パオロ。天国への扉をまさに開けようとするその直前、くだらない手違いが発覚して、彼の人生はまだ92分だけ残っていると判明。ふたたび地上に舞い戻ったパオロ、限られた時間のなかは
このところずっと、きょうこの日は自分で勝手に地域一番桜と名付けた、ウチの近所の桜の木を定点観測することにしている。そしてことし、ああ未だつぼみも遠しか…と思ったら、どうやらその桜の木はいつのまにか伐採されていて、過去のフォトとくらべてみる限
南海ホークスのほうにお邪魔したからには、このさい阪急ブレーブスもと。TOHOシネマズすぐお隣、これまで映画のついでに何度か冷やかすも、ちゃんと観たことはなくこのさい…というほどのスケールにはあらず。だいたい名称のどこにもブレーブスの名はないし、
不思議なもので、京都に行くときって未知の飲食店を開拓しようと思うのだけど、逆に神戸に行くときはおなじみのお店ばかりに立ち寄ってしまう。ふつう京都は保守的な街で神戸は進取の気性あふれる街と言われるけど、なぜか真逆になってしまうのです…というこ
展覧会というほど大げさなものではなく、ちょっとしたコーナー企画みたいなものだった。日本人の生活様式が大きく変化した1960年代、雑誌の世界も様変わり、ここでは「MEN’S CLUB」「暮らしの手帖」「装苑」の各バックナンバーをメインに展示、場所柄のせい
京都・宇治出身の兄弟ユニット。気がつけば結成20周年を過ぎていた。これまであまり真正面から向き合ったことはなく、ceroや在日ファンク(浜野謙太)、かってはSAKEROCK(星野源)が在籍したインディーズレーベル「カクバリズム」のメインアーティスト、ぐらいの
在宅医療や終末期医療の諸問題を、尼崎在住の在宅医・長尾和宏の同名ベストセラーをベースに、主人公・河田医師役に柄本佑を起用して映画化。監督はひさしぶりの感がある高橋伴明。この長尾医師の医療現場をとらえたドキュメンタリー「けったいな町医者」も現
男子ばかりの野球部にひとり混じる女子高生スイン(イ・ジュヨン)、回転力のある速球を武器に目指すはプロ野球の世界。ところが女性であるという理由だけで入団テストは門前払い、そこへ新たに野球部コーチとして着任したのがジンテ。彼のアドバイスによりナッ
ふだんこういうテイストの音はあまり聴かないが、なぜか彼らだけは心に突き刺さってくる。定期的にBBLへ来るミュージシャンのなかではチケット入手困難トップ3のひとつ、案の定200回以上リダイアルしてようやくつながるも、やりとりする間に希望日時&席種はど
昨秋にプラン変更したものの、毎月終わりのころにはきっちりデータ容量不足、結局は税込み1100円で1GBを買う始末。こうなったら多少お高くてもデータ使い放題のプランに変更するか…と思っていたところ、お上からのお達しで各社格安新プラン合戦の幕開け。ち
父親宅へ行くついでにコロッケを買っていこうと思い「廣岡精肉店」をのぞいた。残念ながらコロッケ窓口におばあちゃんは不在、代わりにいつも客あしらいのキツい若い女性店員がいた。彼女は廣岡のお姉さん説があるが、ここは従業員が多いのでわからない。仕方