京都・烏丸にオープンしたアジアン屋台「熱烈観光夜市」にはぜひお邪魔しようと思いつつ、ずっと行けてないまま。台湾料理への渇望感が高まるところ、あべのハルカス下暗し、ごくごく近くでフェア開催中。とりあえず駆けつけてみたら、思っていたほど大規模なものではなく、各階売場の一部を活用した同時多発的なフェアだった。
台湾グルメそろう地下2階へ直行。会期も終盤、すでに人気のあるなしがくっきりしていて、大鶏拝(ダージーパイ〜ポスター左下)には常に10人以上の行列。そこまで待てないこちらは魯肉飯(ルーローハン〜右下)を仙草露という名のジュースで流しこんだ。口当たりは薬草っぽいが、のど越しは甘味のほうがずっと勝っていた。
イートインスペースはなく誰もみな壁際のテーブルに沿って立ち食い。出来上がりまでしばらく待たされるのだが、フードを運ぶおばちゃんはおそらく台湾出身、ふつうなら「○番でお待ちのかたいらっしゃいますか」と尋ねるところをぶっきらぼうに「○番の名札!」とだけ何度も発してウロウロ、周囲はクスクス笑いが絶えなかった。
他会場、ハルカス上層マリオットホテル内カフェの「豆花・台湾紅茶セット」は2,800円もするというから、ちょっと手が出ない。中華料理や韓国料理にくらべるとおしなべてあっさり、ハズレの少ないハイアベレージヒッターが台湾料理。コロナが明けたあとの海外行きはまず近いところ、台湾から始めようとひそかに思っております。
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