…と言っても1週間前のこと。父親宅を夕刻に辞した私は最寄りの狭山駅に向かった。ホーム設置のベンチで待つことしばし、次の各停は定刻通りにやってこない。おかしいなと思ううち女性の声でアナウンス。堺東駅で人身事故、現在全線がストップしていて復旧のメドはいまのところわからない、わかり次第お知らせしますとのこと。
この狭山駅は無人駅、おそらく隣の北野田駅のアナウンスが流れる仕組みになってるのだろうと。しばらくは同じ文言の音声ばかり数分おき、ホームにいた人たちはイライラするも無人駅なのでその矛先もなく…というかこのときホームには私と若いニーチャン、向かい側にも3名ほど。夕刻どきにその程度しかいないという田舎の駅です。
結局復旧第1弾の電車がやってくるまで90分。ただ、さほど長く感じなかったというのが正直な印象。乗換案内アプリ運行情報に刻々UPされる、リアルなつぶやきが退屈を遠ざけてくれたから。あとこの日はやたらと暖かかったのも幸い。もし寒風が吹いていたらどうしたか。ここは密閉型の待合室すらないというマジで田舎の駅なので。
アプリのつぶやきによると、駅間に停車したままの車両に閉じ込められた人たちのほうが大変だった様子。密状態の車内ではまず換気に勤んだとのこと。地下鉄に乗り換えるべく中百舌鳥で下車したら振替乗車の人たちで大混雑、ふだんはムダな広さをもてあましている駅前ロータリーが、お迎えのマイカー群で大渋滞しておりました。
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