BBLには定期的にやってくるマイラバ。現在はボーカルAkkoのソロプロジェクト、細かいことを言えば小林武史在籍時のユニット表記は全部大文字。こちらライブに接するのは2度目、客層のせいだったのかもしれないけれど、前回はちょっとショービズ寄りになっていたのが残念。やっぱりみずみずしいPopな音にいつまでも接したい。
その不安はあっさりと裏切られた。プログレとまではいかないけれど、バンドサウンドを前面に押し出した幻想的な幕開け。前半はスローでやや重たい目の曲が続く。声量があるわけでもなく、ときおり音程が不安定になってヒヤヒヤさせるAkkoの歌声、長めのMCをはさんだあとの後半ではヒット曲を軽快にたたみかけていった。
そしてオーラスには「Hello,Again 〜昔からある場所〜」。待ってましたとばかり客席のボルテージは一段と上がり、Akkoの歌唱にもずっと感情がこもる。このJ-POP史上に残る、そしてどこかノスタルジックな名曲を聴くために、私はチケット代を払っていると言っても過言ではなく、おそらく今後もそうするだろう。
こうなったら次回は90‘sを代表するJ-POP名盤「evergreen 」の完全再現ライブなるものを期待したいけど、やっぱりそれは小林武史がいないとムリなのか。ふたりの間にできた女の子ふたり、そろって歌手デビューしたというから月日の経つのは早いもの。そしてまもなく48歳、いつまでもみずみずしいAkkoでした。
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