街中のコロナ対策いろいろ

なんばパークスシネマがあすから営業再開みたいでちょっとだけホッと。従業員のひとりが感染したとのことで、おとといの午後バタバタと一気に全館休止。このシネコンは5月の営業再開がどこよりも早く、そのぶんコロナ対策もきっちりしていたので気の毒なことだなと思ったけど、きっちりしているからこそ素早く対処したということだろう。

この状況下で大阪の街をウロウロすると、各商業施設のコロナ対策も様々で興味深い。阪急百貨店はいくつかの出入口を封鎖したうえで入口/出口をくっきり分け、通過式の検温測定機そしてアルコール消毒も専用器具がならぶ。その点あべの近鉄はユルユル、出入口の区別もいつのまにかなくなり、検温はないしアルコールもボトルをならべているだけ。

あべのといえばあるメガバンクでは警備員のおっちゃんが出入口でアルコール消毒係。こないだATMに向かってたら背後で「いらんわい！」と大声、行内の空気が一瞬凍りついた。何事かとふりむいたら、いかにもな頑固ジジイが消毒を拒否。このジイさん、消毒係が若い女性行員やったら、喜んで手のひら出してたんちゃうのと。

きょうの知事の言葉では、週明けにはミナミの飲食店に休業要請すると。ふだんはキタ・ミナミと並列的に語られるけど、ミナミだけとは感染エリアとしてよっぽど突出しているってことか。長堀通・堺筋・千日前通・四ツ橋筋が形作るゾーンが対象とか、換気が悪く密あふれてそうなウラなんばは対象外でいいのかと、ここは重箱の隅をつついておく。