We Shall Overcome

この9月に開催されるSUPERSONICの第1弾アーティストが発表。このところ毎年夏の盛りに楽しんでいるライブイベントSUMMER SONICが、ことしはオリンピックの影響で時期をずらして名称も変更。てっきり規模も小さくなるものと思っていたら、まだ第1弾ながら予想以上に豪華なラインナップ、なにやら急に気分が高揚してきた。

そう、本来であればいまごろはバート・バカラック公演の余韻にひたり、ふと先月の春場所観戦の興奮を思い出し、阪神タイガースはほぼ10試合を消化して今季のゆくえがおぼろに見えはじめ、春競馬G1観戦の段取りを競馬仲間とすすめ、さらに"公開延期になっていない”映画はきっちりと観て、お笑いもいくつか楽しんでいるころかと。

ところがいまエンタメイベント関連は相ついで中止あるいは延期決定ばかり、気分的に落ち込む日々が続いている。たとえばビルボードライブ大阪はいま5〜7月あたりのライブスケジュールが次々ときまっていて、本来ならその魅力的な顔ぶれにわくわくしつつ、あれこれプランを練るのが楽しみなのだけど、いまはまったく気分が乗ってこない。

ところがさすが夏フェス、ここまでのビッグイベントとなると、気持ちがわくわくと高まってきたから不思議なものだ。もちろん9月になったところで、いまの状況がどこまで落ち着いているかわからない。ただとりあえずいま目の前にある何週間をふんばれば、なんとかコロナに打ち勝って、9月には思いっきり楽しめるものだと妙に確信している。