なごり雪も 降る時を知り

関東方面では季節はずれの雪が降り、多少なりとも外出の抑止力になった様子。タイミングのいい降雪、まだ神には見放されてないなと思ったりもする。いっぽう関西はやや肌寒かったけど、外出にはほどよい天気だった日曜日。せいぜい自宅近辺をウロウロする程度だったけど、繁華街のようすはどうだったのかやっぱり気になってくる。

メディアからの情報に頼ると、新聞は人っ子一人いない一瞬をとらえた繁華街のフォトばかりを載せるし、テレビの街の声ではノーテンキな発言をする若者だけを選び出して映し出す。こう意図されるのは最初からわかっていたことで、在阪球団投手の感染が外出の抑止力になったかどうかは、結局その場に行ってみないとわからないということ。

そういう意味では、志村けんさんの訃報は大きな警鐘。こちらもっとも彼が近しい存在だった時期といえばドリフターズ加入前後と「ヒゲダンス」程度で、その後の数多くの人気番組はほとんど見ていない。なので通り一遍のおくやみしか言えないのがとても残念。ともあれ”誰々の死をムダにしてはならない”という表現はこういうときにこそ使う言葉。

ふだんであればあす火曜日は父親宅を訪ねる日。90歳の高齢とはいえ基本的には自宅にこもりっきりの父親なので、よけいな心配をする必要はないと思うけど、ヘンな話こちらがウイルスを運びこんでしまうことにもなりかねないし…。まあ繁華街通過をさけるルートで往復電車内に気を配りつつ、顔を見に行こうかなと思っているところです。