ホーム > mixiユーザー(id:2399973) > mixiユーザーの日記一覧 > 「ロニートとエスティ 彼女たちの選択」〜すべてを越えた先には

mixiユーザー(id:2399973)

2020年02月07日15:00

79 view

「ロニートとエスティ 彼女たちの選択」〜すべてを越えた先には

レイチェル・ワイズとレイチェル・マクアダムス、実力派女優ふたりによる許されない愛の物語。まずはこの共演にそそられ、舞台がロンドンのユダヤ人街と聞いてさらに興味が。日本人もけっこう住んでいてJJタウンなどと言われるエリア、かって後輩独身駐在員の住まいがあり何度かお邪魔、都心から地下鉄20分でこの静寂かとうらやましく思ったもの。

そう、この作品も終始静寂に満ち、理性的ながらやや神経質な匂いにもあふれている。ニューヨークでカメラマンとして活躍するロニート(ワイズ)、彼女の父の死をきっかけにふたりは再会、厳格な正統派ユダヤ・コミュニティのもと引き裂かれていた、彼女たちのあいだにかっての熱い思いがよみがえる。ところがエスティ(マクアダムス)にはすでに夫ドヴィッドがいた。

ふたりの心象風景を映し出すかのようにスクリーンはずっとどんよりとしたまま、まるで陽光が射すやすぐさまロケを中断し、雲がかかるのをしばらく待ったような印象。まあそれはロンドンではたやすいことだけど。後半はドヴィッドの存在が大きくなり三すくみの様相にも。エンディングでの予想外な急展開は、彼女たちの選択の是非を観る側にゆだねているような。

主役のふたりは”すっぴん的美しさ“とでも言いたくなる熱演。まあいままでのハリウッド的メイクに慣れすぎてたのかも。それにしてもエンドロールになぜあんな楽曲を流したのか、ひょっとして歌詞に意味があるのだろうか。劇中のピアノ曲は味わいがあったし、むしろ無音でもいいと思ったぐらい。それだけしばらくは余韻に浸りたかった作品だということです。

22 4

コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月07日 15:48
    ストーリーよりも「ユダヤ人街」という異文化設定に興味があるんです。この映画。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月07日 18:26
     なんと今はJJタウンなるものがあるのですか!
     でも、確かにユダヤ人と日本人とは意思の疎通がしやすいような気がします。
     在米時、子供だった私には日常的に接するユダヤ人の友人はいなかったのですが、日本人の大人たちの間では、ユダヤ人の考え方は日本人のそれと非常に似ているというのが共通認識でした。
     ところで、私の出身地岡山は、(悪い意味で)「日本のユダヤ」と云われることがあるそうです。
     その中でも備前国に住んでいる者が最も評判が悪いそうです(大宅壮一談)。隣接する広島県は「岡山と一緒にギャング、ヤクザ呼ばわりされた」もしくは「テレビ東京系列を岡山に奪われた」、兵庫県は「県境にある上月城で昔、非武装民が虐殺された」、鳥取県では「岡山の裏と言われた」、香川県では「橋の開通で人を奪われた」など、散々な評価が立てられているということです。いい所なんだけどなぁ(あ、映画からすっかり離れた話をしてしまいました。ゴメンナサイ<m(__)m>)
     
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月10日 02:20
    > mixiユーザー あとから思うに、この映画の舞台となったユダヤ・コミュニティは上の日記に書いたエリアとは別、もっと郊外にあるみたいですね。上に書いたエリアにはビジネス的に成功した、いわゆるユダヤ商人が集まっています。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月10日 02:26
    > mixiユーザー まあJJタウンというのは、バブル前後の時期の話でいまはどう形成さるかわかりません。ビジネス的に成功した人たちが多く住んでいるということです。

    岡山の話、私にはちょっと意外でした。温暖な気候や農産物・海産物に恵まれ、非常に穏やかな県民性だと聞いていましたから。実際数少ない県出身の知人もみな温厚なひとが多いし。ユダヤ人はよく近江商人と比較されますしね。

mixiユーザー

ログインしてコメントを投稿する

<2020年02月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829