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2020年01月16日16:00

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沢田研二@フェスティバルホール

オープニングから2曲目に「おまえにチェックイン」を歌ったあと、『いままではおなじみのヒット曲を出し惜しみしてましたけどね、これからはもうそんなことやめとこと…』と言いながら続いて歌ったのが「ダーリング」。東京・名古屋・大阪・福岡…主要都市だけを回る、かってはジュリー年始の恒例行事だった、いわゆる"正月LIVE”がことしひさびさの復活。

でもジュリーはやっぱりジュリーだった。そのあとラスト1曲前に「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」を歌うまで、披露された十数曲はすべて最近の(といってもここ20年ぐらいの)ものばかり。歌詞に原発だの9条だのPoliticianだのこの国だのといった言葉が頻出、社会的メッセージあふれすぎるおかげで大手レーベルとは契約できず、インディーズから毎年リリースしているCDからの楽曲だ。

たしかに80年代後半から90年代、ジュリーがまだ流行歌の歌い手としてもがいていたころの曲も、メロディをなぞるかぎりいくつあったように思ったが、残念ながらタイトルが思い出せない。どちらにしても結局のところは最近のライブと同じやんと思っていたら、アンコールで「サムライ」そして「危険なふたり」と続けたのは、せめてもの罪ほろぼしというところか。

いや、ジュリーは冒頭のMCのさいにこう続けていたのだ。『3年前のデビュー50周年記念ライブのとき、シングル曲ばかりワンコーラスずつ50曲歌いましたけどね、とても楽チンやった』といったん笑わせ、『そのぶん(ライブの)達成感がまったくなく、挑戦する気持ちもなくなってね』みたいなことを続けた。ジュリーことし6月で72歳、まだまだ前進していきます。
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